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【ネタバレあり】スケットダンスとウィッチウォッチのセルフコラボに大歓喜しました。

大好きな漫画の作者様が過去作のその後を描いてくださることほど尊いことはないと思いませんか。
ましてやその作者様の現在連載中の作品とセルフコラボなどという世界線がどこにあるのでしょうか。

ありました。世界線。少年ジャンプに。

なんと篠原健太先生が現在連載中の『ウィッチウォッチ』と過去作の『SKET DANCE』をセルフコラボしてくださったのです。
『SKET DANCE』は私の青春だったので、少年ジャンプを読みながら大歓喜しました。感動しすぎて『SKET DANCE』を読み直しました。

ただ、感動したのは良いものの周りに『SKET DANCE』を読んでいる人が少ないため、思いを発散できずに今に至ります。
そういうわけで半ば自己満足に近いかたちではありますが、ジャンプを読みながら感動したポイントをこちらにつらつら書いていこうと思います。

※ガッツリネタバレあります。
※お手元に週刊少年ジャンプ2023年10号、11号をご用意して読んでいただけると共感性が高まります。むしろ必須です。
※駄文ではありますが、オタクの叫びなので心を広く読んでください。

ちなみに、今週の少年ジャンプも最高でした。

【2023年10号】「◆95 DUET DANCE前編」

まずはウィッチウォッチ連載2周年、おめでとうございます。
連載当初のクラスでのスイミー回から大好きです。

見開きカラー
ウィッチウォッチの5人がバンドで演奏しているカラー。スケット団のカイメイロックフェスティバルのThe Sketchbookを彷彿とさせつつ、今のウィッチウォッチのポップな雰囲気もある正に過去と現在が組み合わさった一枚。
カンシがスケット団のTシャツを着ているのも最高。

1〜4ページ ヒメコ登場
スケット団時代のチョーカーを今でも身に着けていることがもう・・。ヒメコにとってスケット団時代は高校3年間しかないけれど、その時の思い出や学んだことをずっと忘れずに心に持っているんだなと実感した。
30歳のヒメコ・・・綺麗すぎないか・・・。

5〜6ページ 結婚の話題
表情には出していないけれどヒメコが静かに怒るシーン、年齢は重ねたけれど相変わらずお強い姉さん。
6ページ冒頭の結婚に対してヒメコが愚痴愚痴するシーン、私は都合の良い解釈しかしないのでボッ○ンだと思って読み、ずっとニヤニヤしてた。

6〜8ページ ニコ達とヒメコの出会い
SKET DANCEとウィッチウォッチの世界線が交差した不思議な空間。なんでもありのウィッチウォッチの世界でヒメコがひたすら一般人だったので可愛い。

人助けをしたいというニコを優しい目で見つめるヒメコ。スケット団を思い出しつつ、ニコの応援をする姿勢に大人の余裕を感じた。時の流れは早いな・・。

8〜11ページ 三木さんの不登校
楽しい時は雰囲気に飲まれ、衝動に任せたままSNSなどで発信をしてしまう。非常に良いことだけど時として、発信した後の周囲の反応まで想像できないことが多い。
さらに自分の投稿のせいでクラスの催し物を台無しにしてしまった罪悪感は大きいものだろう。

まさかカンシとケイゴが漫才で滑っている間に三木さんが不登校になっているなんて思いもよらなかった。
読みながらそう思っていたらケイゴが自分で言っていてクスッとした。

12ページ 国語教師のヒメコ
SKET DANCEの時代からヒメコは感情豊かだったけれど、小説を読みながら号泣していて可愛かった。
その後のニコに話しかけた時の切り替えの速さはちょっと面白かった。

15〜18ページ 校舎の謎の暗号
校舎の暗号、動画サイトのURL、裏サイトの運営など、何かを訴えたい時、人は思いもよらない行動をとることがあると度々気付かされる。

生徒会長へのヒメコのツッコミは安定していて、それに対してのモリヒトの冷静な返答はシリアスな場面によらず面白かった。

19〜20ページ ボッスン登場
ボッスンの後ろ姿登場で大歓喜。
今でも変わらず人助けをする仕事をしていたし、「困ってる人は助けてやんよ オレやってやんよのボッスン」のキャッチコピー?をなんならちょっと気に入って自分で使っているボッスンの全てが愛おしい。

とんがり帽子を被ってはいないけれど会社のロゴに使っていて、スケット団の頃から良い意味で変わっていないボッスンに安心した。

【2023年11号】「◆96 DUET DANCE後編」

1ページ ボッスン登場
ボッスン、イケメンキャラじゃないのにめちゃくちゃかっこよくなってないか・・?
天パの髪もちょっと短髪でかっこよくなっていないか・・?

2〜4ページ 暗号の謎解き
ヒメコとボッスンの信頼関係も相変わらずで、ボッスンの集中も相変わらずだったけれど、大人になった二人というだけで妙に・・涙腺が緩んでしまうな・・。

5〜6ページ スイッチ登場
スイッチ登場でまたまた大歓喜。パソコンを使わないで喋るスイッチが当たり前の光景になっていてあの時乗り越えられて本当に良かったと思う。
若干ボッスンに対して煽っている様子が高校時代と変わらないので安心した。

7〜14ページ 真相
まさか暗号の犯人が1年3組全員だったとは思わなかった。SKET DANCEの頃とは少し違った真相。
不登校になったクラスメイトのために、クラス全員で救おうとする、非常に良いクラスだ。
若いって、いいな。

15〜17ページ ヒメコとの別れ
昔苦しんでいた思い出を今となっては笑い話として昇華できて本当に良かった。
スイッチを救うためにたくさん悩んだ二人と、自分の思いを受け入れ乗り越えたスイッチ。1年3組も本当に素敵なクラスだけど、スケット団もやっぱり素敵だなと思う。

18〜19ページ スケット団集結
大人になったスケット団が揃うなんて・・・。もう、3人まとめて抱きしめてあげたい。
3人でご飯に行こうと誘うヒメコに対してボッスンが「え?昨日も一緒に食べましたよね」としれっと言うシーン。
やっぱり二人ってそういう関係ってことで良いですか?良いですね。ありがとう。
尊い・・・。本当に・・・。

終わりに

私の青春でもある『SKET DANCE』とやや親目線で読んでいる『ウィッチウォッチ』。
どちらも大好きな作品なので、この機会を作っていただいた篠原先生には本当に頭が上がりません・・・。

高校という密度の濃い時間はもう二度と体験することはできないけれど、自分の大切な思い出として心に取っておこうと改めて思いました。
高校生の真っ直ぐな思いが荒んだ社会人の心を浄化してくれたような気がします。

本当にありがとう、篠原先生。
本当にありがとう、少年ジャンプ。

ということで、これで叫びは終わります。
最後まで付き合っていただき、ありがとうございました。

最後の最後に
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