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この司書さんに本を選んで欲しい!/9冊目 青山美智子 『お探し物は図書室まで』 ポプラ社

始めに

見てくださって、ありがとうございます。
えだまめです。

今回は『お探し物は図書室まで』という本の紹介です。

この本は写真のように単行本で持っているのですが、図書室の本のようなデザイン(背表紙のラベルや本の下部を覆う帯など)が施されています。面白いですよね。

早速、紹介に移りたいと思います!

『お探し物は図書室まで』ってどんな本?

選書理由

私は以下の理由で選ばせていただきました。

  • 心が温まる

  • 図書室が好き

解説です。

まずは「心が温まる」ということです。この本は短編のお話がたくさん収録されている形式です。それぞれに、心に染みるラストがあります。私は2話目のお話に、とても背中を押されました。

次に「図書室が好き」ということです。タイトルにもある通り、この本は図書室が舞台です。私は小・中・高校の図書室に入り浸るような生徒でした。図書室の本を端から端まで読むような。
図書室で多くの時間を過ごしたからか、私は図書室が好きです。読書が好きな皆さんは、図書室が好きという方も多いのではないでしょうか。

図書室が好きな貴方。ぜひ、手に取ってみてください。

ぜひ読んで欲しい人の特徴

以下に当てはまる人に読んで欲しいです。

  • 図書室が好きな人

  • 司書さんに憧れている人

  • 悩みを持っている人

  • 温かいラストの本を読みたい人

  • 本が好きな人

  • 次に読みたい本を探したい人

あらすじ

サイトにあったあらすじを引用させていただきます。


『お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。『木曜日にはココアを』の著者が贈る、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。』


※サイトのURL→ https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008304.html

『お探し物は図書室まで』の魅力

この本の魅力を3つ紹介したいと思います。

1.悩みが現実的

「この仕事でよかったのかな」と悩む人や夢があるのに今の仕事を続けてしまっている人、子供がいてやりたい仕事から外れてしまったお母さんらが登場人物です。皆悩むことがあるから、すごく自分事だと感じました。読みながら、思わず唸ってしまいました。

2.司書さんが魅力的

司書さんの小町さんがどんな人なんだろう?と興味をそそられました。話が進む毎に段々人物像が明らかになってきます。不器用で、素敵で可愛い人だと思います。羊毛フェルトが出来るの、凄いなと思いました!

3.勧められる本

司書さんの小町さんが悩める登場人物達に本をお勧めします。その本は実在する本で、私達も読むことが出来ます!私も今、探しているところです。小町さんにお勧めされる本達は、一見すると関連がありません。私もなぜこの本なのか?と思いました。でも、その本達と羊毛フェルトの作品が悩みを解決するヒントとなるのです。とてもワクワクしました!

最後に

いかがでしたでしょうか?
少しでも、魅力が伝われば幸いです。

あなたにとって、この本がお気に入りの1冊に仲間入りしていただけるなら、こんなに嬉しいことはありません。

あなたのおすすめの本、次に紹介する本の予想、この記事の感想などありましたら、ぜひコメントをください。待っています!

見てくださって、ありがとうございました。
また、木曜日にお会いしましょう。
えだまめでした。


Next article hint

次に紹介する本のヒントは

題名がカタカナ4文字の森絵都さんの作品

です。


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