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宿のデザインと写真の話。

宿「Okazaki Micro Hotel ANGLE(アングル)」を進めるにあたって、多分宿だけでなく、事業を進めるということは、本当に決めることの連続だと実感しています。

考えることは整理するという意味ではとても大切であるけれど、悩むという行為は危険なもので、時間というのは待ってくれないし、悩んでいても決まることはない。それでも悩むことはたくさんあるけれど。。。笑

「アングル」のロゴなどのデザインや使っていく写真などについても色々考えたので、今回はそのお話。

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今回のロゴを作ってくれたのは、拠点を東京におき活躍する、同郷山梨の後輩でもある、「浦川彰太」くん。

岡崎市でも素敵なデザインをする方はもちろんいるし、好きなデザイナーさんもいる。ただ、今回のアングルのコンセプト(外から移住して来た僕や宿のメンバーの岡崎の面白さをとらえる視点を大切にすること)を考えた時に、彼が思い浮かんだ。

彼にお願いしたいなと思った大きな理由は以下。

1、宿のコンセプトを決めた時に、デザイナーさんはフラットに岡崎を見れる県外の人の方が良いのではないか。また、違った繋がりが生まれてくるのではないかとおもったこと。
2、僕自身、岡崎市に来たきっかけが、彼が当時デザイナーとして勤めていた就職紹介会社の「日本仕事百貨」のワークショップに彼経由で参加したこと。
3、デザインがずっと気になっており、好きなこと。          
4、これからもお互いに一緒に成長していける存在で、長い付き合いをしたいと思ったこと。

上記のようなご縁もあり、直接会いに行って思いを伝えました。現在も準備で色々やってくれており、本当に感謝している存在。

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そして、もう1点。「アングル」のキーになるのが、「写真」。

「アングル」は、元々カメラ屋さんだったビルをリノベーションしてつくる宿。 その名の通り、宿の街を捉える「視点」が、ホテルに来る人や、地域の人たちへの街を楽しむきっかけになればいいなと考えています。

その視点の切り口の一つが「写真」です。

僕自身写真というのは、撮る人の個性や視点、世界の捉え方がすごく現れるもので、同じ街でも、違った見え方や気づきが得られるものだと思っていて、それが宿にとても合うものなのだなと。

また、それは僕個人だけではなく、フォトグラファーさんのお力もお借りできたら、地域の人の岡崎の捉え方も新鮮なものになるし、ホテルに来てくれた人にも良いきっかけができると思っています。

今回宿の宣材写真をお願いしたフォトグラファーは、「小財美香子」さん。

デザイナーの浦川くんが紹介してくれたことがきっかけ。写真を一目見て、ファンになり、お願いしました。ちなみに現在1/22まで表参道のROCKETで展示中。https://fudge.jp/culture_life/culture/51340/

浦川くんと共に岡崎に来て、一緒にいろいろな場所をまわり、素敵な写真をたくさん撮ってくれました。(今回のnoteは全て彼女の撮った岡崎。)

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この他にもいろいろな場所で撮影。

彼らの人柄やセンスや価値観はもちろん大好きだけど、岡崎に来て、岡崎をまわり、肌で感じてくれた上で、本当にいい街と思ってくれたこと。これは、何よりも嬉しかったし、長い時間をかけて一緒に「アングル」を育てていきたいなと感じています。

フォトグラファーさんについては、今後、いろいろな方にゲストとしてお願いして、いろいろな視点での岡崎を宿として写していけたらいいなと思っています。

とりあえず、オープンさせないと!笑