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<「結果」って何ですか?>

割引あり

どーも、こんにちは。
フットボール畑で主に活動している枝Dの人、JJこと内田です。

「枝D」って何ぞや?な人は、こちらを。
ざっくり言えば、「得点につなげられるディフェンス論」のこと。具体的な回収方法、得点までの流れ、概念やコミュニケーションまで。
現場で役立つあれこれを、本、youtube、SNSなどで発信してます。

自己紹介がてらに貼っておきますね。

⁡⁡新しい景色がみれるかも?


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今日は「結果」について書いていきます。
答えとかじゃなく思ってることを。

が、、、

一言に「結果」って何を指すんでしょうね。
定めてなければ、人それぞれ違うよねって。


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▼結果の意味は勝手にズラして良いのか?
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たとえば、指導者目線。

U12の育成でなら、U15への下準備が成功すれば1つの結果と言えるかも知れない。

U15の強化でなら、U18への可能性を広げられれば1つの結果と言えるかも知れない。

U18の競争でなら、U18時代の勝利や実績、未来への進路の幅が1つの結果と言えるかも知れない。

個人的には、「今の結果は重要ではない」スタンスには割と賛成派。ただそれも選手一人ひとりの目的あっての話だけど。

選手たち自身が自分の未来の途中経過として、今の結果にこだわらないと決意することや、そういう考え方もあるよと気づかせてあげることは大切なことだと思う。

ただ、指導者たちが子どもたちの未来を勝手に見定め、彼らが望む「"今"手にしたい結果を勝手に一つずつズラす」ことは、やって良いのだろうか?

とにかく楽しみたい子どもたちには楽しさを、とにかく勝ちたい子どもたちには勝ちを、"今"与えることも1つの結果と言えるのではないだろうか。

「結果の定義」と「達成する時期」を定めていない場合、結果とは何か?は常に考え続けなきゃいけない。

定めていなければ、それぞれの答えが尊重される方が自然で、指導者側が勝手に答えを出す方に違和感が残る。

そもそも結果って、目的によって意味が変わるもの。
組織の中で結果の定義を定めず、表れた結果を指導側が省みず、勝手に結果の意味をズラして諭していたら、"今"を過ごす選手たちはやるせない。

理想にこだわっていれば負けて良いってことではないし、勝つことにこだわっているから未来を考えなくていいってことでもない。そこに一人ひとりの想いや組織の想いもある。勝ち方や獲得したいものの違いもある。

何にせよ、「フットボールは最終的にスコアが出るもので、ガチンコだろうがエンジョイだろうが必ずそれがその試合の1つの結果になる」ってこと。そして、選手たちは「"今の結果"に敏感」。この2つは確実に言える。
自尊心を高めながらサッカーを続けられるかは大切だ。

だからこそ、

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