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教育療法の対象年齢

教育療法の対象年齢は、大体小学校1年生くらいから大人までです。高校生、大学生になってから初めて教育療法のサービスを知ったり、自分にサポートが必要であることを自覚するケースもあります。中には、人の何倍もの努力や周りの親や友人の手厚いサポートにより、今まで何とかなってきた問題が、高校生、大学生になって手に負えなくなり、専門家に相談するケースもあります。

教育療法は学校や学習塾と異なり、年齢や学年は関係なく、個人に合わせて指導計画を立てるため、指導する科目や学習スキル、内容もフレキシブルです。以前、ある教育療法士が保護者とコンサルテーションをしている時、実は子供だけでなく、お母さんも教育療法を必要としていることがわかり、親子でそれぞれ別のセッションを受けたという話をお聞きしました。

私個人は小学生のクライアントがほとんどですが、中には中学生、高校生、大学生の指導を専門とする教育療法士がいます。その場合、科目を教えるというより、学習方法や情報の整理方法、時間やタスクの管理方法を教えることがメインのようです。また、レポートのまとめ方、プレゼンテーションの準備などのサポートもします。

いずれも発達障がいをお持ちの方や脳機能に問題がある方、個人の特性により、自分に合った勉強方法を見つける必要がある方、特別な環境におかれている方などが多いのですが、特に障がいがなくても受けることができます。

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