女の子の発達障がいは見つかりづらい
発達障がいが診断される流れとしては、
保護者の方が専門家に相談する
担任の先生や学校の先生から診断を勧められる
小児科医から診断を勧められる
などが一般的です。
症状が分かりやすく顕著であればあるほど、発達障がいが見つかりやすいのですが、
中には症状が外から見ても分かりづらく
本人も自分が感じているやりづらやさや症状を言葉として表現できない場合は
大人になっても見つからない場合があります。
アメリカでよくある例は、授業中大きな声を出す、周りの生徒の邪魔をするなど
目立った問題行動が多いと診断されやすいのですが、
静かな生徒は診断が見つかりづらいです。
女の子は特に発達障がいが見つかりづらく、
授業や周りの生徒の支障にはなっていないものの、
本人は授業に集中できない、周りと上手くコミュニケーションが取れないなど
一人で悩みを抱えてしまう場合があります。
また保護者や周りの友人も、発達障がいであることがわからないと
その子の苦しみや悩みを理解できない、どのようにサポートしたらよいか分からない
というケースが多いです。
私のクライアントも、女の子はとてもおとなしい子が多かった印象です。
ただ、一緒に時間を過ごし、十分な観察やアセスメントを行うと
その症状はしっかり確認することができました。
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