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【なぜ節句飾りをずっと作ってるの?】

息子に聞かれました。
お雛様や兜とかを飾る時期は終わったのに
どうして毎月作ってるのか。
 
ecru の中でも
一番比重の多い活動がsekkuシリーズのオーダー製作。
 
オーダーが多い時期、少ない時期はありますが
皆様が一番探し始める時期だけに
オーダーを集中してしまうと
納期に間に合わなかったりするリスクが増えるのと
製作担当 @atelier_chrono
美容師の仕事が忙しくなった場合に作る時間が全く無くなり
毎日徹夜するしかなくなってしまうため分散しています。
 
あとは
誕生日プレゼント、
出産祝い、新築祝い、引越祝い、還暦祝い
自分へのご褒美など様々なシーンで
選んでいただきたい思いから定期的にオーダー受付をしてます。
 
雛人形や五月人形を専門にしている
業者様は分業で作られていて
お顔担当、髪担当、着物担当、小物担当
などのプロフェッショナルな職人が各部門を作られてます。
 
ecru は木材加工は業者様にお願いしてますが
パーツ裁断や組み立ては
1人の自称職人が責任を持って行います。
美容師の仕事もシャンプーから仕上げまで1人で
担当することにこだわってやっているので
そこの気持ちは同じ。
ただし、梱包だけは出来ないので
妻(@ecru_123 )に全部お任せ。
※梱包のこだわりはまた聞いてまとめて記事にしますね。
 

本当は道具や機械を仕入れて木材加工からやりたいです。
しかし、それをecruがするなら
非常に高額商品になってしまいます。
 
今のところは、業者様に頼める物はお願いしますが
材料が以前より高騰しており初期から比べて
価格がかなり上がってしまいました。
特に木材が。
3倍になった物もあるし、台座は材料や形にこだわって
オリジナルの物にしたので10倍の価格になりました。
(また5月分から上がってしまいます)
あまり高くなり過ぎないよう頑張ります。
 
ecruのsekkuシリーズは
若い世代の
お父さん、お母さんにも選んでいただきやすい
なるべくいつでも欲しいと思った時に
オーダーできるプロダクトでありたいので
定期的にオーダー受付をしているという
理由もあります。
 
豪華絢爛、煌びやかで重厚な
節句飾りと比較すれば
ecru の物は
シンプル、飾り気が無い、軽い、
のが特徴。
飾るのも片付けるのも楽。
超丁寧に飾っても1分です。
保管場所も選びません。
本棚とかにも保管可能です。
 
家を建てたりされる方のインテリアを邪魔しない
控えめデザイン。
 
日本の伝統の物だけど
ecruの節句飾りは和洋折衷の雰囲気。
和風になりすぎないように
引き算して
ギリギリ節句飾りに見える
デザインにしてます。
(tachi binaがギリギリの極み)
 
語りだしたら長くなるので
各sekkuシリーズのこだわりについては
また別の時に。
 
次回の一問一答は
「作品が生まれるまでの過程について」です。


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