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ポジティブ心理学とスポーツ①

以前、タフになりたいというnoteを書きました。

https://note.com/econovelist_jp/n/n3044e1129cbe

この続編です。

素晴らしいポジティブ心理学を、さらに応用したいと思い、書きます。


スポーツは、上達したり、相手に勝利することができるとうれしいですが、なかなか成長しなかったり、スランプに陥ったり、連敗することがあるでしょう。


よくない出来事に、自分にかけている言葉が、ポジティブ心理学的には重要です。


ケース1)三振した時(バッターの立場で考えてください)

「また、三振したよ」

「ちくしょう」

「ピッチャー、いい球投げてきたな」

「こういうときもあるよね」

「相手が全員格上に見える」


あなたは何と(心の中で)叫びますか?

「また、三振したよ」は、何度もとか長期的な意味合いがありますよね。(永続的)

「ピッチャー、いい球投げてきたな」は、相手に視点があります。つまり、自分のネガティブなところを見ていません。(外交的)

「こういうときもあるよね」は、一時的です。(一時的)

「相手が全員格上に見える」は、広い意味になります。(普遍的)

※ただし、本当に差がありすぎる場合、立ち位置を変えたほうがいいかもしれません(プロ野球であれば引退を考えるかもしれません)。


それでは、言い換えてポジティブになりましょう。

「また、三振したよ」→「今日は、ずれてるな」

「ピッチャー、いい球投げてきたな」→そのままです。最後に、次は打つぞと付け加えてもいいです。

「こういうときもあるよね」→これものままです。

「相手が全員格上に見える」→「こいつやるなあ」


ネタ晴らしです。

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そして、ポジティブ心理学では学習性無力感になりやすいタイプの人が明らかになっており、不幸な出来事を自分にどのように説明するかという「説明スタイル」の違いによってタイプ分けされます。

具体的には、不幸な出来事を楽観的に自分に説明する人を楽観主義者(オプティミスト)で、不幸な出来事を悲観的に自分に説明する人を悲観主義者(ペシミスト)と説明スタイルの違いでタイプ分けします。

楽観主義者は人生を前向きに捉えるため成功や幸福、健康を手に入れますが、悲観主義者はマイナスの面だけに注目するため、自分で不幸を呼び寄せてうつ病にもなってしまいます。

説明スタイルには「永続性」「普遍性」「個人度」と重要な3要素があります。

永続性:幸福と不幸な出来事が(永続的 or 一時的 )

普遍性:幸福と不幸な出来事が(全般的 or 特定)

個人度:幸福と不幸な出来事が(外向的説明 or 内向的説明)

出典:https://re-curious.com/optimist-pessimist-description-style/#_or-3

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説明スタイルを学んで、楽しくスポーツを!


(つづく)



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