日本の株式市況(1月10日):日本企業の海外進出(カネカ)
①日本の株式市況(1月10日)
②本日の経済指標
③日本企業の海外進出(カネカ)
①日本の株式市況(1月10日)
日本市場:反落
9日の日経平均は263円安の2,0163円と4営業日ぶり反落。NT倍率は13.25でした。売買代金は2.2兆円、空売り比率は48%、騰落レシオは70%でした。陸運、電気ガスがアウトパフォームする一方石油石炭、化学がアンダーパフォームしました。空売り比率は石油石炭、化学が高かった一方、空運、ゴムが低めでした。日銀は1月2回目となる704億円のETFを購入しました。
寄与度
上位
1:東京エレクトロン / 13,390円:(+2.61%)2:KDDI /2,688円:(+0.79%)
3:アドバンテスト /2,234円:(+2.29%)
下位
1:ファーストリテイリング/52,060円:(-2.14%)
2:ソフトバンクG /7,589円:(-3.74%)
3:ユニファミマHD/13,010円:(-3.99%)
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②本日の経済指標(1月11日)
22:30
・(米)消費者物価指数
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**③海外進出(カネカ) **
カネカがインドネシアで新工場
カネカがインドネシアで加工油脂製品の新工場の建設に着手したと発表しました。投資額は50億円、2020年春に稼働予定。稼働されれば生産能力は現在の5倍になるそうです。加工油脂製品として業務用マーガリンなどが生産されるそうですが、これはインドネシアでパンの消費量が年平均5%増加していることが背景にあります。直近では、原料価格の下落により事業採算の改善が期待できる事に加え、割安感が高まっていることから投資判断が引き上げられています。