ノア・スミス「日本は外国人嫌いの国じゃないよ」(2024年5月7日)

日本には大勢の移民がやってきているし,移民推進政策もやっているし,人々はおおむね移民受け入れに前向きだ

先日,選挙資金集めの集会でジョー・バイデンが何の気なしに口にした言葉は,彼が大統領の任期中にこぼしたなかでも最悪の失言だったとぼくは考えてる.アメリカにとってとりわけ重要な同盟国であるインドと日本を「外国人嫌い」と言い放ち,さらに,ロシア・中国と同列に括ってしまった:

「まあ,アメリカ経済がいま成長しているのはなぜかと言えば,ひとつには,みなさんや他の人々のおかげですよ.なぜか? 我々は移民を歓迎しているからです.ちょっと考えていただくとですね,なぜ中国がいまあれほど経済的にひどく失速しているのでしょう? どうして日本が困難を抱えているのでしょう? ロシアがああなっている理由は? インドは? 外国人嫌いが理由です.彼らは,移民をもとめていないのです」とバイデンは語った.これは,ホワイトハウスが木曜に公開した公式の書き起こしにもとづく.

外交の観点から見ると,これはきわめて愚かだ.同盟国を侮辱する一方で得ているものはまるっきりゼロだからだ.それに,ちょっとばかり偽善的でもある.先だって,バイデンは,根拠薄弱な理由をつけて日本の製鉄企業による USスチール買収を阻止する約束をしたばかりだ――これまでの任期中にアメリカ国民の心情に配慮して移民を制限する施策をあれこれととってきたのは,いうまでもない.ヨソのことをとやかく言える立場かな.

ホワイトハウスはこの発言を撤回して謝罪すべきだった.それなのに,逆に発言を擁護して,あれは「より広範な論点」の一環だったと言い出した.民主党政権ですら主要同盟国を気楽に罵倒してしまえるって事実を思うと,今後数十年で民主主義国どうしの世界規模の連合を組むためのアメリカの能力について,さらにちょっとばかり悲観的になるしかない.

ただ,あの発言はたんに外交的に愚かってだけでなく,それ以上に,事実問題でも正しくない.インドについては判断できるほどの知識がないけれど,日本についてならけっこう知ってる.「日本は外国人嫌いの国で移民をもとめていない」なんて決まり文句が間違いなのは証明できる.

まずは,判断基準を定めておく方がいいだろう.どんな国でも,人口の一部には外国人嫌いの要素がなにかしら含まれているものだ.それに,どんな国だって,「外国人嫌い」なんて罵倒語で呼ぶ気になる水準ではないまでも,大規模移民に対してはさらに慎重な姿勢を見せる.だからこそ,この地球上で国境の完全開放にわずかなりとも似てる政策をとってる国はひとつもないわけだ――あのカナダも,スウェーデンも,シンガポールもそんな政策をとってない.ましてアメリカはまるでちがう.

というわけで,「日本は外国人嫌いの国じゃないよ」とぼくが言うときに言わんとしてるのは,日本が常軌を逸した外国人嫌いではないってことだ.もしも,世界中のあらゆる国を「外国人嫌い」呼ばわりしたいっていう人がいるなら,まあ,うん,それはその人の自由だ.でも,そういう語法だと,「外国人嫌い」って言葉がちょっとばかり役立たずになるんじゃないかな.

ともあれ,日本の外国人嫌い度合いを測るために目を向けるといい事実がある.第一に,日本が実際に受け入れている移民の人数を見てみるといい.第二に,日本にやってくる人を選別するのに使われている政策に着目するといい.そして第三に,移民流入に対する日本人の考え・態度に関するデータがある.

移民流入と移民政策

たしかに,戦後から最近まで,日本が受け入れていた移民は相対的に少なかった.それがゆっくりと変わりはじめたのは1990年代のことだ.そして,2013年に故・安倍晋三が首相になると,さらに急速に変化しはじめた.日本の深刻な人口動態の状況を認識した安倍は,移民に日本を開放する決意を固めた.その結果おきた大転換で,日本の様相は急速に変貌を遂げている.

まずは,いくつか数字を見てみよう.下に掲げたのは,日本にいる外国人住民の公式人数だ:

By Yuasan - Own work, Data from National Institute of Population and Social Security Research (IPSS)

実は,このグラフは誤解を招くところがある.というのも,日本にいる「韓国人・朝鮮人」(グラフ内のオレンジ)で実際に韓国人・朝鮮人に当たる人はほぼいないからだ.彼らは「在日」として一般に知られている人たちなんだ――韓国・朝鮮系の子孫で,日本生まれでたいていは日本語しか話さないけれど,韓国のパスポートをもっている.なぜなら,日本の市民権は出生地主義を採っていないからだ.在日の人たちはいつでも市民権をとりたいと思えば取得できるし,大半の人たちはそうしている.それに/あるいは,彼らは国籍・民族がちがう相手と結婚する.そのために,グラフ内のオレンジ部分は縮小してきているんだ.

つまり,日本に暮らす外国人の人数の増加ぶりは,グラフの見た目よりもさらに新しくて劇的なんだ.1980年代には,移民を受け入れない国という評判は日本にふさわしかった.90年代には,中国やブラジルから人々が流入した(なお,ブラジルから入ってきた人たちの大半は民族的に日本人だった).その後,フィリピンからも人々が入ってきた.ポスト安倍時代には,インドその他の国々からの流入に加えて,ベトナムからの移民が爆発的に増えた.

2023年時点で,日本には外国人の住民が 320万人いた.これは,日本の人口の 2.6% にあたる.大して多くなさそうに聞こえないかもしれないし,ヨーロッパや英語圏の国々に比べて多くはない.実際,世界平均の 3.% を下回っている.でも,大いにモノを言うのは変化率だ――ごく短期間に,急増してるんだよ.日本にいる移民のストックは多くないけれど,フローはかなりのものだ.

そして,日本について語るときには,ストックではなくてこのフローにこそ注目すべきだ.2024年の日本は,1984年の日本とはちがう.これは,1世紀遅れの本質主義的なステレオタイプで日本を考えることに慣れ親しんでいる西洋人には,意外に思われることが多い.でも,日本の社会の考え方や政治的な政策は,時とともに変わりやすいんだよ.

どうやって日本にこれほどの移民がやってくるにいたったのかに目を向けると,政府の政策によるとても意図的な結果だったことが見えてくる.ぼくが2019年にブルームバーグに書いた記事から引用しよう:

2017年に,日本は高技能労働者が迅速に永住権を取得する制度を設けた.2018年には,ブルーカラー労働者のビザの発行数を大幅に増やす法案を可決した.そして,決定的に大事な点として,同法案により,そうした労働者たちがのぞめば永住権を得る経路を提供することになる.

こうした変化は,一時的なゲストワーカー政策ではなくて,紛れもない移民政策だ(もっとも,新しいビザについて記述するときには「ゲストワーカー法案」という用語がよく使われているけれど).(…)永住権を得た住人たちは,5年後に日本の市民権を申請できる.さらに,一部の外国人は日本生まれの人たちと結婚するだろうから,彼らのあいだに生まれる子供たちも日本の市民になる.

さらに,こちらは最近『スペクテイター』誌に載っていた記事からの引用だ:

2023年に岸田文雄首相はビザの交付を拡大して,これまで2つのみの産業(建設と造船)にかぎられていた産業を11にまで広げ,その分野の外国人労働者とその家族が無期限に日本に滞在できるようにした.非常に重要な点として,これには,「サービス部門」という定義しにくい分野も含まれている.おそらく,いまコンビニで外国生まれの店員ではない日本人店員を見かけることが前よりもさらに減った理由は,ここにある.もっぱらこの経路をとおって,〔日本で働く〕ベトナム人の人数は50万人近くにまで急増していると見込まれている.

また,高技能労働者や所得最上位層にも強い関心が向けられている.たとえば,研究者やエンジニア,起業家となりうる人たちがそうした関心の対象だ.いままで,特定の規準を満たした外国人労働者は移住から3年後に永住権を申請できる資格を得ていたが,2023年4月にこれが1年後に短縮された.日本各地の大学も,世界のトップ100大学から学部生(「未来の創造的人材」)を引き入れるべく特別プログラムを提供しはじめている.対象の留学生には,特別永住資格が認められる.また,将来の富豪候補たりうる人たちへの「スタートアップ・ビザ」も利用できるようになっている.

Gearoid Reidy も,これについて素晴らしい記事を書いてる.

日本政府がこれをやっている理由は,高齢化が急速に進んでいる日本社会を(部分的に)補おうという狙いにある.日本は,国内の産業を支えるために労働者たちを,年金を支えるために納税者を,必要としている.

でも,もしも日本の国民全体がこういう移民の流入増加に反対したら,これに待ったがかかるだろう――日本国憲法を改憲しようとするいろんな試みを国民が止めているのと同じように.日本政府は総じて国民の意見によく反応する.そして,日本の人々の意見は移民受け入れにかなり前向きだ.

移民受け入れに対する日本人の考え・態度

移民受け入れについてどう思うかを日本の人たちに訊ねた世論調査はたくさんある.ぼくのお気に入りはピュー世論調査で,同じ質問をいくつもの先進国の人たちに訊ねている.2019年の調査からちょっとデータを引用しよう:

Source: Pew

この世論調査によれば,日本は世界でもとびきり移民受け入れに前向きな国ってわけじゃないけれど,トップ付近につけている.それどころか,ピュー世論調査では,犯罪・テロリズム・違法移民の大量強制送還などなどについてたくさん質問をしている.どの質問でも,調査対象国の中央値よりも日本は移民受け入れに前向きなスコアをつけている.

もちろん,こういう調査はピューだけじゃない.ギャラップは,ピューよりもずっと多岐にわたる国々で調査を実施していて,それによれば,移民への開放度に関してやっぱり日本は中央値よりもだいぶ上に位置している――だいたいフランスと同じくらいで,ブラジルよりもずっと上につけている.

「自分が暮らしてる近隣に移民が来るのを日本人はのぞんでいるの?」 うん.共同通信のニュースによれば,日本の都道府県の大半は,地域の共同体が消失するのをふせぐために移民を増やしたいとのぞんでいる.NHK の世論調査を見てみようか:

Source: NHK via Gearoid Reidy

移民受け入れに前向きな心情の理由も,べつに不可解な謎じゃない.とにかく経済事情だ.日経の調査結果を見てもらおう:

70% 近くの日本人がこう考えています――職場でも地域社会でも,外国人の人数が増えるのを目にするのは「よい」ことだ.(…)移民増加を好ましいと答えた人々は,そう考える理由に「労働者として重要だから」と回答しています.

日経の調査では,たしかに,日本に暮らす人々のなかに起きる変化にちょっとためらいが見出されている――大量の外国人を迎え入れないといけないことを好ましく思わないけれど仕方がないと 50% の日本人が回答している.ただ,自分の国が急速に多様になっていくことに日本の人たちがどんな居心地悪さを覚えているにせよ,それに対して政治的な反発や目に見えるコミュニティ間の諍い・争いはまだそれによって引き起こされてはいない.アメリカや大半の欧州諸国には,同じことは当てはまらない.

でも,移民について具体的な心配事について訊ねた場合には,日本の人たちは総じてあまり心配していない.たとえば,ピューの調査では,自分たちの暮らし方に移民たちが統合されていくだろうと日本の人たちがすごく自信をもっていることが見出されている:

Source: Pew
  • 「日本の人たちがこういう調査に回答するときに,たんに政治的に正しいことを答えているだけじゃないって,どうしたらわかる?」 Igarashi & Nagayoshi (2022) では,これについていくらか研究がなされてる.この研究では,実は反移民の態度を示す方が政治的に正しいと日本の人たちが考えていることが見出されている.〔反移民の〕考えを語らないといけないと考えているにもかかわらず,移民受け入れに前向きな回答をしているというんだ:

本研究では,オンラインの調査を用いて2件のリスト実験を実施した.日本市民が各種の規範をどう認識しているのかを明らかにするために,移民に対する考え方・態度に関するリスト実験での回答と直接の回答とを比較した.その結果からは,リスト実験での回答に比べて直接に訊ねた場合の回答では〔移民に対して〕より否定的な態度・考え方を示そうと試みていることが示された.この結果から,移民に対する偏見を抑え込むのではなく表現する方が規範にかなっていることがうかがえる.

これはすごく興味深い実験だ.この実験からは,「日本は移民に門戸を閉ざしている国だ」という考えを多くの日本の人たちが受け入れている一方で,そのステレオタイプにもかかわらず移民受け入れに前向きな自分の考えを表明していることがうかがえるからだ.さらに,日本はこのわずか20年や30年で〔移民への〕態度を大きく転換したことがうかがえる.

というか,日本の平均的な人はぼくよりも移民受け入れについて懸念していないってことを付け加えなくちゃいけない.ぼく個人は,移民流入にともなって日本で犯罪が増えることを懸念している.なぜかって,A) そもそも日本はものすごく犯罪の少ない国だから,国際的な基準でみてとても遵法意識のとても強い移民ですら,おそらく規則を破ってしまう見込みが大きいだろうし,B) 日本企業の厳格な雇用制度によって一部の移民は経済的な機会から体系的に排除されるかもしれず,そうなると移民第2世代の若者たちのあいだで不満が高まるかもしれない.ただ,犯罪に関するぼく個人の懸念は,他ならぬ日本の人たちのあいだでは少数派の見解だったりする:

Source: Pew

つまり,いまある体系的なデータのどれをとってみても,日本が移民受け入れに門戸を開こうとしている原動力はエリートの策謀ではなく広範な人々の意見だということが示されている.

逸話と印象

日本の外国人嫌いはおおむね過去の話かもしれないけれど,「日本と言えば閉鎖的で頑迷なまでに同質な国だ」という決まり文句は,西洋人の心理に深く根を張っているようだ.そういう執拗なステレオタイプがあるときには,人々はおうおうにして (A) そのステレオタイプを守るために創意に富んだ証拠の解釈法を編み出し,(B) そのステレオタイプを裏付けそうなら実話であれ虚言であれ手当たり次第に逸話に飛びつきがちだ.

後者 (B) の例を挙げよう.ソーシャルメディアで,多くの人たちがこういう主張をしている――「外国人へのサービス提供を拒否するレストランその他の施設が日本にはたくさんある.」 ちょっとグーグルで検索してみれば,この話について質問してる人たちが大勢見つかる.

実際には,外国人へのサービス提供をほんとに拒否するレストランなんて,ほんとにごく一握りしかない.ほんの稀な機会に,ほんとに拒否するレストランなんかを誰かが見つけて,それを Twitter や Reddit に写真付きで投稿する.すると,インターネット中にその話が出回って,みんなが抱いてるステレオタイプを強化する.でも,実際には,その手のことはものすごく珍しい.ぼくは一度も出くわしたことがない.ぼくが知ってる日本在住の人たちも,出くわしたことがない.

他にもあれこれとある日本の悪名高い都市伝説と同じく,外国人へのサービス提供を拒否するレストランの件も,ほぼ全面的に作り話だ.この迷信がえんえんと残り続けてるのは,(A) インターネットの人たちが嘘をついたり,(B) 自分のステレオタイプにしっくりくる迷信を進んで信じ込もうとするチョロい西洋人の意向がはたらいていたり,(C) 店員や店主が英語を話せないレストランに入ってしまって,「外国人だから追い払われたんだ」と決めてかかったりしているからだ.

他にも確証バイアスの例はある.東京に出かけて帰国したアメリカ人は,日本がいかに同質かって話をよくぼくに聞かせてくれるんだよ.そういう人たちは,おうおうにして,こう決めてかかってる――「〔東京で〕電車に乗ってる東洋人やコンビニで働いている東アジア人の店員は,みんな日本人なんだ.」 そういう人たちは,ベトナム人だったり中国人だったりフィリピン人だったりするんだけどね(かなりの割合だ).それに,〔東京で〕白人や黒人や南アジア人を見かけると,「きっと住人ではなくて観光客だ」と決めてかかってしまう.成田空港で働いてる大勢のインド人の姿を見て,こういう考え方は変わりつつあるかもしれないけれど,総じて,「そんな多様性は存在しない」とはじめから決めてかかると,ホントはそこにある多様性をあっさりと見過ごしてしまうことがある.

実のところ,かくいうぼくはどうかと言うと,4年ほど日本に暮らした後,「日本社会はアメリカとだいたい同じくらいに移民の受け入れに前向きだ」という印象をもっている.見方によっては,アメリカよりも前向きなところもある.あるとき,西洋からやってきて日本で暮らしてる人が日本人のサービス労働者をゴミのように扱うのを見かけた.その人物は,相手や周囲からまるっきり反発を受けなかった――「ガイジン・スマッシュ」と口語で呼ばれてる現象だ.これまでにぼくが暮らしたことのあるアメリカの地域の大半では,これと同じような自制・辛抱が示されるとは思えない.

たしかに,日本に暮らす西洋人のなかには,現地でとても受け入れられていると感じたことがまったくないとか現地にしっくりきてる感じがしないと語る人たちもいる.率直に言うと,これはたいてい次の2つがなんらかのかたちで組み合わさっているんだと思う―― (A) 日本語を身につけていないってことと,(B) 母国でも周囲に受け入れられてると感じないタイプの人だってこと,この2つだ.ぼくだったら,こういう人の話を聞かされても,日本が外国人嫌いだって話の証拠として受け入れはしない.

それに,日本の高齢右翼政治家が「日本は人種的に同質な国だ」と言い放つのを耳にする機会がたまにある.そういうのを耳にしたら,ちょうどマージョリー・テイラー・グリーンやルイー・ゴーマートが「アメリカはキリスト教の国だ」と言い放ったり,スティーブン・ミラーが「移民の子供はけっして真のアメリカ人にならない」と主張したりするのと同類として扱った方がいい.

今回の記事で納得しない人が大勢いるのはわかってる.ステレオタイプというやつは後生大事に抱え込まれるものだし,文化本質主義で世の中を説明したいという欲求は強くて根深い.世間には「日本人はいまでも18世紀のサムライのままで,カタナの手入れをしながら桜を眺めてるんだ」と思い込む人たちの集団がいるものだ.古い作り話がえんえんと残り続けるのは,心地いいからだ――複雑で変化の著しい世界をわかった気になるための,安易な近道になってくれるからだ.

さて,キミはどうだろう? こういう証拠を見てきたあとで,いまでもやっぱり「日本は閉鎖的で外国人嫌いの社会なんだ」って確信を固めたままでいるなら,どうぞ,そこに居続けてほしい.その方が,キミも日本もありがたいだろうから.でも,キミが合衆国大統領だかアメリカ政府の要人だかなんだったら,日本を外国人嫌い呼ばわりするのはやめてほしい.この点について間違うにしても,心の中だけで間違っていてほしい.

追記: ぼくの論点を裏付けるかのように,日本は高技能外国人労働者向けビザの上限数を 80,000から 160,000に倍増させた.人口に占める割合で見ると,雇用に基づくグリーンカードと H-1b ビザにアメリカが設けている上限を上回っている.


[Noah Smith, “Japan is not a xenophobic country,” Noahpinion, May 7, 2024]

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