見出し画像

【対談】京都産業大学生主催!昆虫食カフェに迫る!~前編~

こんにちは!インターン生のあんなです。

今回は、2022年1月に京都産業大学のゼミ活動にて、「昆虫食カフェ」を実施された後に、自らの思いを実現するためにMerchan.thinkという団体を立ち上げられたオイタ君(京都産業大学経営学部・3年生)・ムラマツさん(京都産業大学経営学部・3年生)にお話をお伺いします!

昆虫食カフェ
京産大経営学部の伊吹勇亮准教授のゼミに所属する2年生24人で、昆虫食カフェの企画から開催までを実行。授業の一環で昨年6月に10~20代の若者ら約400人にアンケートを実施したところ、「昆虫食を聞いたことがあり食べたことがない」と回答した285人のうち7割が「食べる機会がない」と答えた。この結果を受け、栄養価が高く、豚や牛より飼育コストが低い昆虫食のメリットが知られていないと考えたことから、2022年1月に京都市中央区にて昆虫食カフェを開催した。

Merchan.think
「食糧問題」について考えるきっかけを提供する団体。昆虫食カフェに携わったメンバーの中から有志を募り、昆虫食カフェが終了後も引き続き活動を続けている。

〇オイタ君
伊吹教授のゼミでリーダーを務める
Merchan.thinkを立ち上げ

〇ムラマツさん
Merchan.think内にてSNSを担当

instagram:@merchan.think

                                   インタビュアー ちなつ(エコロギー インターン生)

Merchan.think  ECサイト

ちなつ
私たちのように昆虫食(コオロギ)に関心を持っている大学生がいるという情報を聞き、是非お話してみたい!!!と思い、今回対談をさせていただくことになりました!快く引き受けてくださりありがとうございます!本日はよろしくお願いします!!早速ですが、”昆虫食”に興味を持ったきっかけを教えていただけますか?

Merchan.think:ムラマツさん
こんにちは!お声をかけていただいてとても光栄です!今日はよろしくお願いいたします。

私の場合、長野に住む祖父母の家に行くとイナゴを出してくれたり、お土産でイナゴを買ってきてくれたりすることがよくありました!更に、居酒屋で昆虫食が出されているところを見て、興味を持ち始めました。そこから、昆虫食は環境問題解決の1つとして注目されていることを知り、私たちも活動の一つとして取り入れたい!と思いました。

ちなつ
なるほど! 身近な存在として昆虫食があったのですね。
昆虫食で「カフェ」をしようと思った経緯もお伺いしたいです!

Merchan.think:ムラマツさん
実際に食べてほしいという思いが強かったからです!昆虫食が身近でない方の、「”昆虫食”って食べてみると意外と美味しいんだ!」というリアクションを直に感じたいという思いがありました。

Merchan.think:オイタくん
僕は、昆虫食について全く知らない状態で昆虫食カフェをすることになったので、まずは昆虫食について調べるところからのスタートでした。実は始めは「気持ち悪い、、、」って思っていたんですが、調べていくうちに昆虫食は「食糧問題」の解決に欠かせないものだと知りました。

いきなりですが、僕はお肉が大好きです!でもこのままだと大好きなお肉が食べられなくなる日がすぐ近くに来ているって知って、「当たり前の生活」が無くなることに恐怖感を覚えました。

だから、お肉をこれからも継続的に食べられる社会にする為に、僕は新たな食の選択肢の一つとして昆虫食が必要不可欠だと思うようになりました。

ちなつ
「食の選択肢の一つとしての昆虫食」という考え方にとても共感します!!
そうやって、日常に取り入れてもらえる事で食糧危機が少しでも緩和されるんじゃないかな。

昆虫食カフェでは、何を提供したんでしょうか?

Merchan.think:ムラマツさん
カフェでは、パスタやスコーン、コオロギコーヒーをご提供しました!

ちなつ
え!?コオロギコーヒー!?!

Merchan.think:ムラマツさん
はい!コーヒーの豆とブレンドして一緒に挽くんです。
コーヒー独特の苦味みたいなのは少ないですが、コーヒーではあるというような感じです!

ちなつ
へぇ!コオロギコーヒー!初めて聞いた~!

Merchan.thinkムラマツさん
他にも、2種類のパスタとスコーンの食べ比べセットを提供しました。

パスタを2種類にすることで、「コオロギって汎用性が高い!」という事を知ってもらおうと思いました。

スコーンの食べ比べでは、3種類のスコーンをコオロギ粉末の含有量で分けた点がこだわりポイントです!量で分けることでコオロギの味を知ってもらうためです。

ちなつ
なるほど!量で分けたんだ!確かにそうすることで「コオロギの味」を上手く伝えられるね!

ちなみに、他のゼミメンバーに昆虫食でカフェをしよう!と提案した時、反応はどうでしたか?

Merchan.thinkオイタくん:
始めは戸惑いも感じられましたが、何回も僕たちの思いを話していくうちに、昆虫食を食べられなかったメンバーも自ら食べたい!と言ってくれるまでになりました!そして、24人全員が昆虫食カフェの実施に向け前向きに取り組んでくれました!

ちなつ:
すごい!みんなの同意を得ながら、企画を進めていくのって難しいけど、熱い思いがメンバー皆に伝わったんだね!ステキな仲間!

実際、昆虫食カフェをしてみて、いかがでしたか?

Merchan.thinkムラマツさん:
同年代の友達や、カップルなどたくさんお客さんが来てくれて嬉しかったです。直にお客さんの声を聞いて、もっと多くの人に届けたいという思いが強くなりました。

Merchan.thinkオイタくん:
僕も同じ思いです。昆虫食カフェは「期間限定」だったので、イベント終了後、「もっと多くの人に届けたいのに...」という葛藤がありました。そこで、僕たちは昆虫食カフェだけで終わるのではなく、Merchan.thinkという団体を立ち上げ、引き続き「食の選択肢を増やす活動」をすることに決めました!

ちなつ:
なんてすばらしい思いなの!Merchan.thinkについて詳しく聞いてもいいですか?

後編に続く...

昆虫食カフェを開催した伊吹ゼミの皆さん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?