FXの究極のリスクヘッジとは？〜初心者向け実践FX講座2023.7(2)

今回のトピックは、FRBの6月会合の議事録について。
究極のリスクヘッジと言われている「ポートフォリオ」も紹介しています。
初心者向けのFX基礎用語は「ヘッジファンド 」「リテールトレーダー」「レバレッジ効果」「スワップポイント」を解説。
興味のある話題があったらぜひ覗いていってくださいね！
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このnoteではトレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース：2023年7月6日 メタ 新SNS「Threads（スレッズ）」サービス開始

https://about.fb.com/ja/news/2023/07/threads_launch/

フェイスブックを運営するアメリカのIT大手会社のメタは、文章を投稿して共有する新たなSNS「Threads（スレッズ）」の提供を6日から開始しました。
数々の改変を加えてきたTwitterが一日当たりの投稿の閲覧数を制限する措置を打ち出し、Twitterに変わるSNSに移行したいと希望するユーザーの声が多い中でのこの発表。
ThreadsがTwitterに変わるサービスとなるか、期待が高まっています。

FXコラム：FRB　6月会合の議事録でわかったこと

昨年3月の利上げの開始から継続して行われてきた利上げですが、6月のFRBの会合で久しぶりに金利据え置きとの決定がなされました。
先日発表されたこの会合の議事録では、何人かの参加者は、インフレ要因が未だに強いことを理由に0.25％の利上げを支持していたことが明らかになりました。
また、ほぼすべての参加者が年内の利上げが適切になるとしていたこともあり、さらなる利上げへの警戒はまだ強まっています。
続く円安の影響にも大きく影響を及ぼすアメリカの金利政策に引き続き注目しておきましょう。

FXの基礎知識：究極のリスクヘッジ「ポートフォリオ」

両建て、サヤ取りとあわせて究極のリスクヘッジと言われているのがポートフォリオです。
金融におけるポートフォリオは、複数の投資先を設けることでリスク分散をする意味で使われています。
株などの投資の場合はリーマンショックなどの暴落時は分散していてもマイナスになってしまいますが、FXの場合は売りと買いどちらからも入ることができるので、うまく複数通貨を選べばリスクを減らすことができます。
適したペアでのトライアングル・アービトラージはボラティリティを抑える効果として、最高のポートフォリオと言えます。
ヒストリカルボラティリティを緩やかな変動に抑えるための通貨ペアの例を交えて、以下の記事で紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

→FXならでは！大暴落にも強い究極のリスクヘッジ方法ポートフォリオ
https://wp.me/paAhJs-A0

FX用語解説

・ヘッジファンド (Hedge Fund)

ヘッジファンドは、高いリターンを追求するために様々な戦略を用いるプライベートな投資ファンドです。
ヘッジファンドは一般的に市場の上昇や下降に関わらず利益を追求し、通常は高い運用手数料や利益分配を設定しています。

・リテールトレーダー (Retail Trader)

リテールトレーダーとは、個人投資家や一般のトレーダーを指します。
彼らは自身の個人的な資金を使って外国為替市場や他の金融市場で取引を行います。

・レバレッジ効果 (Leverage Effect)

レバレッジ効果とは、少額の証拠金で大きな取引を行うことでリターンを増大させる効果を指します。
レバレッジ効果によって、投資家は小額の資金で大きなポジションを取ることが可能となりますが、リスクも増大するため注意が必要です。

・スワップポイント (Swap Point)

スワップポイントは、通貨ペアの金利差を反映したポイントで、保有したポジションを次の営業日に持ち越す際に発生します。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね！
→FX用語集　
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→ウェブ版はこちら　
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー　Q: FXにおいてトレードプランは立てる必要がありますか？

FX取引において、トレードプランは非常に重要です。
トレードプランとは、トレードの目標や戦略、エントリー・イグレスルール、リスク管理手法などを含んだ計画のことです。
トレードプランを持つことで、感情的なトレードや無計画な取引を防ぎ、冷静な判断と一貫性を保つことができます。
トレードプランは自身のトレードスタイルや目標に合わせてカスタマイズする必要があります。
具体的なエントリーポイントや利益確定の目標、損失制限の設定などを明確にし、それに基づいて取引を行うことで、効果的なトレードが可能となります。また、トレードプランを逐次評価し、必要に応じて改善を行うことも重要です。
トレードプランはトレーダーの統制力を高め、より効率的かつ結果の出せる取引を実現するために欠かせない要素です。

来週の注目経済イベント

7月11日(火) 英 失業率（ILO基準）、豪 ｳｪｽﾄﾊﾟｯｸ消費者信頼感
7月12日(水) 米 消費者物価指数・ベージュブック
7月13日(木) 欧 鉱工業生産・ECB理事会議事要旨、英 月次GDP・貿易収支・鉱工業生産
7月14日(金) 米 ﾐｼｶﾞﾝ大消費者信頼感指数、欧 貿易収支

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編集後記

今日は七夕。
相場の格言の「七夕天井・天神底」という言葉をご存知でしょうか？
これは7月7日の七夕前後に相場が天井をつきやすく、25日の大阪の天神祭前後に底を打ちやすいというアノマリーです。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、七夕の日に織姫と彦星の逢瀬ではなくこうしたアノマリーに想いをはせるのもいいですね。
短冊にはぜひトレードが順調にいくよう願いを書いてみてくださいね！

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最後までお読みいただきありがとうございました。