今週のジャンプ感想_カグラバチ第42話『全部』

※この記事は週刊少年ジャンプ2024年34号の内容を含んだ感想になります。

とくにいい！と思った作品の感想をつらつら。

カグラバチ　第42話『全部』

緋雪と多福の会話からスタート。
緋雪はいまだに千鉱のことはコロす気満々な様子。
この血の気多いところが好きなんだよな～。強い女子最高。
でも決して戦闘狂ではなく、本人の信条に則って、
かつ神奈備のルールにも決して逆らわない、組織の人であるところがいい。
ただの見えてるやつ全部やってやんよじゃないところがキャラの深みを感じる。
それはそうと横顔の顎がちょっと怪しいけど…(笑)

というか現地神奈備お兄さん、戦争時代の生き残りだし
どう考えても本気出したら強いタイプの人やんね。
ぜひ活躍の場が欲しいもんだ。

ほんで京羅も精神強いな！
真打に則られて死体が動くのかと思いきや普通に生命力が強化されてるし
その恩恵は受けつつも信念を曲げないのがいい。
ってか勾罪って真打の正式な名称みたいなことでいいのかな。
技名が虫で揃ってるっていう。
生命力の象徴みたいなエフェクトで敵の生命力根こそぎぶんどっていく感じ、まがまがしくていい。
息をするように人の心もないクズヤクザが死ぬのも景気がいい。

先週も思ったけどカグラバチのキャラクターって
みんなそれぞれの意志が強いよね。
ほんでもって目的のために冷静になれるところがいい。
敵が今どのような状態になっているとか頭の中で整理するクールさがあるおかげで、
読者は解説キャラがいなくてもどういう事象が起きているか想像できるから話が早くても大丈夫なのが素晴らしい。

そしてここで冷静になりきれない千鉱よ。
だが…そこが…いい……！！！
（なんでもいいんじゃねぇか）
いや冷静は冷静なんかな。
冷静に状況を分析して受け入れつつも、信念を曲げないために無茶するってのが最高にヒーローしてる。

別にロクにしゃべってもないのに
Mr.イナズマの姉ことシスターイナズマがもう完全にヒロイン。
外薗先生の描く手ほんとキレイだよね…。
柴さんは毎度毎度無茶する千鉱に胃が痛くなってそう。

次回はぼちぼち決着なんだろうか…？
面白さは加速し掲載順も順当にあがってきてうれしい限り。