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転職する人を横目に見て思ったこと

終身雇用をみんな信じなくなってから、身の周りでも転職する人が多くなってきた。

職場環境に馴染めずに2,3年で辞める人もいれば、10数年勤め続けたところでスパッと辞める人も増えている。(特に後進の育っていない職場だと、後者の離脱はダメージが大きい)

あくまで個人的に見た範囲だが、転職が上手くいった人には一定の傾向があるように思う。

①転職先の仕事にシナジーがある
「産業医がMBAを学んで、マーケティング的な視点と医療の視点を組み合わせた企業コンサルを行う」「エンジニアスキルと伝統工芸を組み合わせて、新しい芸術分野を創造する」など、今の仕事と新しい要素を掛け合わせたビジネスにチャレンジする場合は成功する率が高いように見える。

目的意識も明確だし、これまでに積み上げた経験や知識を活かせるので転職市場でも付加価値を出しやすい。

②強い立場の会社に移る
「下請けから元請けに移る」が典型だが、より交渉力の強い立場に転身するのは待遇も上がりやすい。

勿論、下請け時代にしっかりと実力を身につけているのが大前提だ。

③新しい仕事にやりがいがある
自分の天職だと心から感じられるのであれば、待遇のアップダウン関係なく幸せを感じられるだろう。

逆に「嫌なことがあったから辞める」は次の職場でもまた同じような嫌なことに出会った時にどうなるか。

嫌な人間関係や困難なプロジェクトは世の中に溢れている。転職先では上手く立ち回って切り抜けられるだろうか。

自分の仕事の価値や、シナジーがある分野には常日頃から考えを深めておかなくては、と感じる今日この頃だ。

今の会社で学べたことをこちらに書いてます。合わせてご覧下さい。

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