無肥料で増収して食料自給率を向上する
食料安全保障には自給率向上が必要食料輸入は厳しさを増している
食料安全保障の観点から、食料自給率の向上が喫緊の課題となっている。気候変動や紛争により世界の食料が不安定さを増すなか、日本の経済力は年々低下し、輸入の厳しさが増しているからだ。ところが自給率を向上しようにも、日本は化学肥料を輸入に頼っている。農業現場は人手不足で、自給率向上どころか、耕作放棄地が増大している。実は、これらをまとめて解決する方法が1つある。施肥をやめればいい。論より証拠、まずは実例をみてもらいたい