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『やる気がないならやめろ、お金がもったいない』問題について。

まあ〜、ヴァイオリンに限らず習い事がらみで親から言われる定番の罵り言葉ですよね。
私も何度言われたことか。
「お金をドブに捨ててるようなもんだ!」って母親に絶叫されたこともあります。
まあ普通に考えてそうですよ。
やる気がないならやめた方がいい、やる気のないものにお月謝を払うなんてバカバカしい、ええ、正論です。何の異論もありません。
私も講師をやっていて思った事あります。
『この子、何で毎週毎週こんなにやる気ないのに続けてるんだろう・・・嫌なら辞めればいいのに。親もお金もったいないと思わないのかな』と。
でも、今ふと、待てよ、と思ったのでつらつら書いてみます。

『やる気がないならやめたほうがいい』という状況は、確かにあるとは思うんです。やる気がないというよりは素質的に合わないとかで、どうしてもその習い事が好きになれないとか。そういう場合は本人と良く話し合って見切りをつけてもいいと思うんです。
だけど、
だけどさ、
いくら自分が習ってみたくて始めても、
そこそこ順調に上達していても、
『嫌だな』と思う時期は必ずあると思うんです。
習い事だって、いつも晴れの日が続くとは限らないんです。
大雨もあれば、嵐もある、落雷も雹もあるかもしれない。

『やる気ががないならやめろ、お金がもったいない』と子供に言うのは
『ニコニコ楽しそうに習い事をやってるオマエしか認めない』と言っているようなものになってしまう。
そりゃ楽しそうに続けてくれたら、親も応援しがいがあるし、喜んで投資できるけども。
常に楽しいと思っていなければ続けちゃいけない、わけでもないのだから。
親としては悶々とするけれども、嫌々やっている姿を応援する覚悟も必要なのかな、なんてふと思いました。

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