見出し画像

内向弱者のクライアントワーク術(クラウドソーシング歴半年)


こんにちは、リョータです。

僕は自身がHSPで自閉症スペクトラムで内向的な人間であります。
自己表現が他人の前では恐くてうまくできずに苦労ばかりしてきました。

だから、今日だけは僕を内向弱者と呼んでいます。
本来ならば、自分を虐げるような言葉は嫌いなので使いません。。

その点についてご理解いただいた上で、、、

今日はそんな自分がクラウドワークを通してお仕事をする中で
どんなことに気をつけたり、意識して仕事を請け負っていたか

について話していきたいと思います。

コロナが流行する数年前から副業ブームがきていますね。
今もリモートワークに精を出されている方も多いと思います。

コロナが鎮静化しつつはある中ですが、まだまだ副業という仕事の在り方は拡がって行くのではないでしょうか。


前置きはここまで。
それでは、クラウドソーシングという仕事をやってみた内向弱者が語るクラウドソーシング術行ってみよう!


  • ソーシャルワークとは?

  • 依頼主(クライアント)は人間

  • 内向弱者のクライアントワーク

  • 嘘はつかないでいい



ソーシャルワークってなんなの?


副業について知らない方もいらっしゃるかと思います。興味はあるけど手は出せていない方にもまずはソーシャルワークについてお話しさせてください。

ソーシャルワークとは僕の中の定義ではありますが、このようなことです。

パソコン上でお仕事の依頼主の方と契約してお仕事をすること。

じゃあそのお仕事ってどこにあるの?といったら特定のwebサイト上にたくさん募集がかけられています。

主に

・ランサーズ
・クラウドワークス
・ココナラ
・スキマ

などなど

上のワードでGoogle検索をしてもらうと、サイトが表示されると思います^^
そこで自分が仕事をしたいと思えば、登録して使用開始できます。


ソーシャルワークのお仕事のパターンとしては代表的なのは2パターンのみ!

①依頼主さんが「こんなお仕事やってほしい!」と依頼内容をサイトに載っけていて、それに応募する

②こんなことができます!とポートフォリオを載っけていたり、具体的なサービスを提示することで、お客さんに依頼してもらう


これだけです。
たくさんのことを一度に理解しようとすると一気に難しいものになりますが、
一つ一つじっくり理解をしていけば

中身をひらけばとても簡単なもので、大抵の人なら扱えるお仕事のやり方ではないでしょうか。



依頼主はパソコンではなくて、人間である


ソーシャルワークは、パソコン上でチャットや通話、ビデオ通話を介してやりとりし、お仕事を進めていきます。

そして、その通信手段のほとんどは“チャット“です。
チャットだと相手の顔を見ることはなく、ハンドルネームやアイコン、そして文章くらいしか相手を判別する手段がありません。

つまり、顔、姿が見えないが故に
ハンドルネーム、アイコン、文章が相手を印象づけるアイテムにもなるということです。

僕は自閉症スペクトラムということもあり、人とのコミュニケーションにはあまり自信がありません。

というのも、理由はちゃんとあるのです

・僕が人を目の前にするとどうしても違和感のようなものを感じ取り過ぎてしまい、感覚がギュッと圧縮するような感じを覚えてしまうこと。

・今までに信頼していた人とは理解してもらえず喧嘩別れのような形になってしまったこと。

・どの仕事もうまくできずどこへ行っても苦い顔をされてしまい、邪魔者扱いを自分自身に対してもしてしまっていたこと。


こんなトラウマになるような過去があることからも、自分らしいコミュニケーションの取り方がわからなくなった、、ということもあるでしょう。


僕自身、初めはクライアントとはパソコンを介したチャット相手だからと
イライラしている時にやりとりをして、その状態のままチャットで返信していた
ことがあります。

きっと相手にもその文面から、僕のイライラは届いていたのではないでしょうか・・・・?

しばらくして、クライアントワークに少し自信がついてきて、理解が進んだ頃でそのイライラしたまま返信することを止めました。

お菓子を食べたり、コーヒーを飲んだり、外の空気を5分吸ったりしてから
落ち着いた状態で返信するようにしました。

すると、自分の送った文章に対しても、相手から送られてくる文章に対しても冷静に対処ができるようになったのです。

相手も人間であるし、こちらも人間である。
これは基本で大事なお守りとして、今でも意識しています。


内向弱者のクライアントワーク?!



でも大丈夫。


一つずつコツを掴めば、障害があっても、内向的な人であっても
クライアントワークは少しずつうまくできるようになっていくものです。


まず、ある案件で僕が仕事を受注した時の内側の気持ちや状態をここに書きます。

・仕事内容がまだまだ明確じゃない。文章読んでも、ぼんやりしてて分かりづらい。

・値段が安い。自分のイラストはクオリティーは一定以上で出す分、時間がかかるから、枚数多いものだともっと単価欲しい。

・納期も少し短い。少し余裕のある納期がいい。


こういうことを大体の案件で思いつきます。

言い方を変えたら、これって不満です。
まず不満がちょくちょくと出ると思うんです。

みなさんも得意ですよね?( ◠‿◠ )

僕は出ますよ。笑


でも、それでいいんです。
不満が出るということは、願望があるということです。
(コインの表と裏の理論と呼んでる。裏があればその反対には表がある。)


それでは上の不満を願望へ変えてみましょうか。

・文章がわかりにくい所を尋ねよう。文章でこんなイラストを描いて欲しいです!とあったら、似たようなニュアンスのイラストを送ってもらおう。
(お互いのイメージの擦り合わせをしよう。)

・要望を伝えよう。価格交渉したい。一枚あたりもう◯◯円プラスして欲しい。もしくは全体料金にプラスして◯◯円あげて欲しい。

・要望を伝えよう。納期◯◯日までだったらいけそうです。
自分が本調子ならできそうだけど、体調不良もあるかもしれない。最初に決めた納期までにできなければ、相手の予定を狂わせることになる。
だったら、本調子でできる納期+3日くらいの納期を伝えよう。
それが自分のちょうどいい納期だ。


はい。こんな感じになりました。


やっていることはというと

①お互いのイメージのすり合わせ
②要望を伝える

の2つだけです。



内向的弱者・・・というと言い方がひどいですが、内気で自分の意見をはっきりと打ち出しにくいと感じている方は特に訓練が必要です。

上のように聞きたいことと要望を紙に一度書き出して
その内容をわかりやすく伝えられるようにまとめてください。

そして思い切って、クライアントワークで伝えてみてください。

反応はクライアントごとに違いがあると思いますが、
勇気ある自分らしい一歩を踏み出せたことには間違いがありません。


素晴らしいクライアントワークの門出です。



クライアントワークから教わること



わからないことは聞いて、欲しいものは要望として出す。
最初の仕事であると、つまづくポイントだと思います。

僕はこれで失敗しました。

わからないことが聞けなかったり、安いな、、と思い続けながら嫌々仕事した経験がしばしばありました。


結果的には多大なストレスが溜まる一方でした。
向いていないのかな?とかも思いました。

おそらく自分の感じていることをいかに無視しないで
拾ってあげて、相手に伝えてあげているかが
ソーシャルワークを使いこなせるかどうかにかかっているのだと思います。


クライアントの仕事の応募文は完璧ではありません。
提示されている金額も完璧ではありません。

それらはクライアント側の都合のいいものを提示しているだけにすぎないのが現状です。

つまり、抜けがたくさんあります。


自分という作家が受けたい仕事になっているのか?
ここが一番つらく、厳しいですが真摯に考えなければならないです。


なんでもいいから仕事がしたい気持ちもいつかは捨てなければなりません。
それだけでは消耗の一途を辿るからです。
それでは作家の命が途絶えます。

そんな仕事をしてきた僕自身が身の危険を感じています。


とっても難しいですが、
高慢になりすぎてもアウトですし、守銭奴になり仕事を安請け合いするのも正直アウトです。


いちばん必要なのは
自分の作家性で大切にしている表現
またそれに共鳴する作品への説得力

そしてそんな自分の商品をプロモーションできる的確さが必要なのだろうと思います。



僕自身が半年を通して経験したクライアントワークについて書かせていただきました。失敗も多かったし、安請け合いする仕事ばかりやってきました。

その結果、継続的に仕事を依頼してもらえることもあるのですが、
自分の気持ちが萎えてしぼんでいく感覚もまたあるというのが実情でした。

少しでも作家の希望に寄り添ったクライアントワークが広まり、受け入れられればいいなと思います。

そんな心情もあり、この記事をかいてみました。

ここまでの長文、読んでくださいましてありがとうございました。( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

よければスキマーク、コメント、ブログのフォローなどもお待ちしております。


リョータ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?