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大人用オムツ これだけは ちょっと得意

この記事は649文字です。


前回記事「大人用オムツについて響いたことば」はこちらから。


オムツ交換なんて誰でもできるでしょ。

っていうか看護師ならできて当たり前でしょ。


そうです、そうでないと困るんです。

そして、オムツ選び、正しい当て方ができていて

オムツ交換が成立すると思っています。



WOCNのおかげで、

オムツのサイズ選びと当て方だけは、少しだけ自信があります。


そんなこと?って思うかもしれませんが、そんなことこそ大事なんです。


経験上、患者さんのオムツはサイズが合ってないことが多く、

大体1サイズ大きいです。

その結果、漏れる、ズレる、皮膚トラブルになる。

シーツ交換、寝衣交換の手間が増える。

夜中なら患者さんも睡眠の邪魔をされます。

なんにもいいことないです。



WOCNは言いました。

褥瘡関係全部に詳しくなるなんて無理だから、
何かひとつ、これだけは得意と言えて、人に教えられるものがあればいい。
オムツの当て方でも、浅い褥瘡の見分け方でもなんでもいい。


鼠径部(太ももの付け根前面)のフィット感がピッタリな時、

オムツの左右にテープの位置が綺麗に整った時は、気持ちいいです。

あくまでも自分目線なので、意思疎通できる患者さんには、

必ず気持ち悪いところがないか聞いています。


オムツ、好きでつけてる人なんていません。

少しでも不快な思いをさせないというのは

看護師として必要なことだと思います。

想像力を持ち、オムツ交換をないがしろにしないWOCN、

怖かった、否、厳しかったけど尊敬してます。



お読みくださりありがとうございました。

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