地元ネタ
この記事は742文字です。
訪問看護は地域のお宅に訪問するので
地理や道に詳しいというのは、
いくらあっても困らない強みです。
ほかに
住民の特徴(過疎・農家・日中独居の高齢者が多いなど)や
インフラ、商業施設、医療福祉関連機関などの
公衆衛生に関わることもそうですし
雑談ネタ(ショッピングモールができた、祭の日程)
なんかが話題にできるとさらに強みになります。
地元ネタは利用者さんとの
コミュニケーションをとるうえで有効です。
私の職場は私にとっての地元ではなく、
道も国道や県道くらいしかわかりません。
どこどこの店が閉店して新しく何ができたとか
○○小学校の行事がどうなったとか
○○センターの設備が変わったとか。
同行訪問していて、地元ネタでポンポン話が進むのを見て
羨ましいなと思いました。
今の道路や住民の特徴は知れますが、
どのように今の地域が出来上がってきたのかは
これだけは地元に育ったものでなければ
分かち合えない歴史や共感というのがあります。
あとは、精神科の利用者さんだと
買い物に行く場所(行動範囲が普段と変わりないか、広がったか)とか、
店員さんとどういうやりとりをしているのかとか、
本人が語るエピソードは妄想なのか事実なのか…を
アセスメントする材料になったりもします。
近隣にないはずのお店なのに、買い物したと言っている場合は
妄想なのか、あるいは少し遠出したのか?と考えます。
でも生活で困った様子が見受けられなければそれでよし。
そんな感じで
地元ネタというのは結構大事なのです。
知らないなりの強みとしては
たくさん教えてもらえるということ。
先日は、地名に関する古代神話的なエピソードを仕入れたので、
活用できる日を楽しみにしながら、
またネタ増やしをしていこうと思います。
お読みくださりありがとうございました。
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