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つながりの生まれる理科の研修講座をデザインしよう 2023.7.31(1)

つながりの生まれる理科の研修講座をデザインしようという発意をもって準備してきた福井県教育総合研究所の教科別研修講座を開催しました。
次につなげるために少しずつ振り返っていきたい。

https://www.fukui-c.ed.jp/~fec/wp-content/uploads/2023/06/C311-.pdf

1)どんな形式の研修にするか
 当初はハイブリット型研修でしたが、実地型(対面式)研修に変更
参加者は県内小中特別支援の理科教育に携わる方々30名の皆さん
6つのチームに分かれてプロジェクト型かつICT端末(今回はTeamsアカウントを全員発行)を活用して協働探究に取り組む研修をめざした。

2)時間配分
 13:30〜16:30の3時間研修。講義ばかりもおもしろくないし、実験や観察をするだけでもおもしろくない。みんなで同じことをするのもなんだかな。それよりもつながりが生まれるような、わくわくする研修を体験してもらえたらと、なるべく講義内容を厳選し、短い時間で展開することを心がけた。

1ページ目 当日のアジェンダ

3)中谷研究員からのプロジェクト構想
 中谷研究員の研究テーマは「探究をどう開発、実践研究していくか」
 実践していく上で、県内の理科教員のつながりを大切にしたい。探究実践をみんなで気軽に交流、共有、相談ができるような関係性を築ける研修にしたいねと、「福井まるごと理科大好きプロジェクト」を企画。
 これについて、中谷研究員から最初に参加者に説明がなされた。

すべての枠を超えてみんなで理科を楽しむまち、地域づくりを
大人たちも協働探究を
年間構想

 今回の研修講座はスタートとして、長期的、日常的につながりをもちながら実践していこうという展望を説明。「そんなの聞いていないよ」とならないように、参加は希望制。
 講義を聞いて終わりの一回こっきり研修ではなく、新しい研修講座の形を探究していこうと、中谷研究員と4月から準備をしてきた研修講座がこうやって始まった。

研修講座開始直前 全員にWindowsタブレット端末が設定、配付される

 (2)へ続く


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