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露出計

先日カメラ屋を覗いていたら、フィルムが売っていた。しかし値段がビックリ価格‼️一本数千円。自分が大学生時代は300〜400円位だったような…。因みに80年代後半の話。しかもお一人一本まで…と注意書き。貴重品。しかしリバーサルとか変り種もある。マニアックな匂いがする。

ここ数年フィルムカメラが人気なのは知っていた。若い女性が目立つ。アート系女子に人気のようだ。レトロなデザインが要因の一つだろう。
Instagramでもフィルム写真を時々見かける。数年前は下手な写真と言うか…失敗写真が多かった。しかし最近は立派な作品と呼べる写真が増えてきた。単にレトロ気分を味わうブームから、本格的な写真の趣味へ変化しているのだろう。

フィルムを見て、そう言えば中古品コーナーにフィルムカメラがあったな…と思い出す。CANONのAE1とか売っていた。古いカメラでオートフォーカス前のモデル。数千円で買える。

自分が大学生時代、初めて手にした一眼レフはMINOLTAα7700iだ。この時オートフォーカスが本格化してきた時代。現在MINOLTAはカメラのパテントをSONYに売ってしまった。

話がとんでしまった。中古カメラを見ていて、大学生の頃欲しかったカメラを思い出す。
この時期オーロラの写真集を買って、いつか自分もこんな写真を撮ってみたい…と思っていた。それで自分の持っていたカメラでも撮れるかな?と調べる。すると撮れない事はない。しかし極寒の地ではバッテリーが働かない事があると知る。バッテリーを使わない機械式のカメラが望ましいらしい。更に調べると当時現役の機械式カメラは、NIKONのFM2のみだった。
このカメラを持ってオーロラ撮影をいつか叶えたいと思ったものだ。
件のカメラは売っていなかったが、数千円で買えるなら欲しいな…と、ふっと思った。しかしFM2なら全てマニュアル。露出計も欲しいな…。デジカメで撮る際ストロボ使う事があるので、露出計あっても良いよな…。露出計買うか‼️そんな気分になった。
未だ買っていないが、近々購入予定。しかし買う買う詐欺連発中で、本当に買うかは怪しい。数ヶ月前にパソコンを買う!と言って未だ買っていない。

デジカメになって、結果が直ぐ確認できる。その為、露出計は不要となりつつある。自分が大学生時代も、オートブラケットという機能があった。これで露出違いの写真を連写できて、露出計を使う事はなかった。馴染みの無いものだ。買ったら宝の持ち腐れにならない様にしないと。

露出計買ったらカラーメーターも欲しくなるかも…。物欲は怖い。ほどほどに。
自分は人があまり興味を示さないものに惹かれる傾向がある。

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