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分離と統合

スピリチュアルを勉強していくと、分離や統合という言葉に出くわします。

統合ワークとか、最初のうちは何のことだかさっぱりわかりませんでした(°▽°)

わからないなりに、見よう見まねでネガティブな気持ちが出てきたら心の扉をパカっと開けて、磁石で取り出しては空にほうりなげて浄化する、というなんとかワークを続けていました。

そのうち自分なりのワークができるようになったのでアレンジは自由みたいですね。

しかし、ネガティブな気持ちを浄化するのはわかるんだけど、これのどの辺が『統合』なのかがわかっていませんでした。

いろいろ勉強していくとわかり始めてきましたので、ここで、私なりに備忘録的に分離と統合についてまとめておきたいと思います。



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宇宙の意識

まずここで宇宙のお話をしますね。

一般的に宇宙の始まりはビックバンと言われていますが宇宙が自分自身に気がついたのがこのビックバンと言うことになります(と思います)

いつのころからか分かりませんが、ただ静かな『意識』というものがそこには在った。
いわゆる宇宙という空間というか、そのときは意識。

この意識はかなり完璧な存在となります。

どのくらい完璧かと言うと、、、!

全く想像ができないくらい完璧なんです(´∀`=)

完璧と言うのは、ゼロ (無)を含んだ状態です。
そこは宇宙意識ですから何でもかんでも、無いものはないくらい在るんです(ああ、もうややこしすぎて自爆しそうです)

私たちは「無い」状態のものまで認識できませんよね、だって無いんだから。

私たちが認識できるのは、基本的に「在るもの」だけです。今のところは。

人間は三次元の物質世界で生きてますので、全てを物質を通じて認識します。

形のないものや、名前のついてない状態や現象はもはやただの恐怖でしかない。

パニックになります、人間崩壊します。

だから私たち人間は目に見えないものにさえ、何かしら名前をつけて「在る」にしちゃいます。

「在る」ことにしちゃえばとりあえず落ち着くんです。

そこいくと、宇宙にそんな概念などありゃしません。

在るとか無いとかじゃなくて、物体だろうと状態だろうと、現象だろうとそれも全部自分だから完璧なんです。

つまり、在ろうが無かろうが、ないものまであることになっちゃうくらい、宇宙と言うものは完璧なんです。計り知れないですね。

そんな完璧な宇宙ですが、在るとき「ふと」気づいたんです。

(以下、宇宙妄想のストーリー)


『あれ?』この瞬間がビッグバンです。

何もない静かなとこに『あれ?』という意識が目覚めた瞬間に波動が発生しました。

水面に水滴を落とすと波紋がでるみたいな感じのイメージです。

宇宙意識には思考とか感情とかないから、自分て何だろうとか哲学的なことではなく、何も意図することなくただ、気づいて創っちゃったんでしょうね。

ボンっと!

ブロック宇宙論というのがあるんですけれども、宇宙は生まれた瞬間に全てを作り上げたと言われています。

本当に全てです。時空をこえて何もかも。

というかプログラミングしちゃったんです一瞬で。
物質化したものも、生命体も、すべては宇宙が創りだしたものです。
その材料となるのは、すべて宇宙意識自身の波動です。

神さまの分け御霊、っていいますが本当に何もかもが分け御霊なんです、実は(^-^)

基本的に、自分が生み出したものは全て自由意志と言う概念と行動の自由を持たせています。

まあ、勝手におやり、オールOKで見守るよってことです。すべて計画通りだし。

そしてパラレルワールドも同時に発生させました。

完璧ですから無限にいくらでも発生させることができます。


だから、実際には自分が生まれていない全く別のパラレルワールドとか、全く違う歴史とか、国とか、人種とか、どんなのでもあります無限に。

地球に今の形の人間でない人間が住んでる可能性だってあります。たぶん。


ただ、私たちが認識できるのは、無限にある膨大なパラレルワールドの中のこの一瞬のタイムラインだけ。

物質世界は時間概念がありますから、私たちにはタイムラインが存在します。

一方、宇宙には時間概念がなく、同時にすべてのタイムラインに存在します。
ここで物理法則は無視しといてくださいね、どこにでもいつでも存在しているのが宇宙です。

宇宙は地球と同時に、他の惑星や生命体も創りました。

それらすべて、宇宙からみたら点とか粒のように小さく見えるだろうと思いますよね。

だから私たちは粒であって、些細な存在なんだ、だから神様は見ていてくれないんだ、って思っちゃいますよね。

それも一理ありますが、実際は違います。

宇宙は完璧、とさっきも書きましたが
宇宙からみて人間ひとりは粒であるけど全てでもあるんです。ぜんぶ自分です。

物質的概念で宇宙を知ろうとしても、たぶんきっと無駄です。

人間やってる以上、思考とか概念とか観念とかつねに邪魔をしますもん。

というわけで自分が宇宙であることを忘れちゃってるわけなんですね、人間は。
これも分離。



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分離の世界

『分離』は物質界の特性なんじゃないでしょうかね。

例えば三次元物質世界に住む私たち人間とか。

物質にせよ、意識体にせよ、

材料はすべて『波動』ですから。

そこで『意識だけの世界観』のほかに『意識だけ意外の世界観てどんなの』って体験してみたくなったんでしょうね。

それはそれで面白いですよね。

というわけで、分け御霊とも魂とも言われる小さな自分の意識体に、なにか物質的なものを被せてみることにしました。

惑星とか惑星の中に住む生物とかにも何か物質を被せてみようと。

例えるなら、地球と地球に住む人間とか。

波動の振動数とか周波数とかも操作して、いまの重力を持った地球と、その上に暮らす生き物を作ってみました。

意識体だけの存在だったときにできることと、物質被ったときにできることってどう違うんだろう、と。
面白そうだなと。

で、被せちゃったんです。
人間の皮を。

これで『意識体』と『物質』を両方もった生物というものができ上がりました。

人間というのは肉体というオプションを持って、満を持して登場した生命体のひとつってことなんですね。

さて、肉体という『着ぐるみ』を着た『チビ意識体』たちはその後どうなったんでしょう。

そう、ちゃんと2つの経験ができるようになったんです(°▽°)

『愛』と『恐れ』

『意識体』だけだったときには『愛』しかありません。

だってなんでもあるんですもん、困ることとかなかったんですもん。

いや完璧だから困ったんでしょうかね。

宇宙がどう思うかはわかりませんが、意識体の習性の中に『成長』があるように思うんです。

何でもそうですが、肉体の成長、魂の成長、知識の成長。

拡大も成長のひとつですよね。

財産の拡大、企業の拡大、領土の拡大、種族の拡大、データの拡大。


成長と拡大はセットというかつきもの。
意識体ぜんぶが持っている本能みたいなものなんじゃないでしょうか。
育てて成長させて拡大したい。

それには『欲』ていうのが必要になります。その後『エゴ』が登場します。

この『エゴ』ってやつは物質がないと育たないもんなんです。

つまり、対象物ね。
それがないと、なかなか。

人類が成長していく過程でいろんな気づきがでたのは、肉体維持のための『欲』があったからです。

「あれ、ここもう少しこうしたら良くなるかな」
「お腹すいたからこれ食べれるか試してみよう」
「ここに住めば体が休まりそうだから家を作ってみよう」

はじめはこんな感じでした。
物質があることで、それを使ってどうするのか
人々思考し、工夫しました。

はじめは『楽しい』『嬉しい」『喜び』というポジティブ(愛の類)な感情がわいてきました。

みんなでその情報を分けあって、共存共栄していました。

自然の中に資源はたくさんあるので、必要なものをその都度調達して、みんなで共存共栄して豊かな暮らしをしていました。

ところが、魂には成長拡大したいという本能があります。

都度調達もいいけどさ『蓄える』したらどうだろう。

たしかに良いアイデアですね、蓄えがあれば雨の日や寒気の時期に食料に困らない。

さっそく『蓄える』をやってみました。
たしかに便利です。

でもそのうち、その『蓄え』が減っていくことに『不安』を覚えるようになりました。 

都度調達のときにはなかった感情です。だから今度は『所有』したくなったんです。

でも『蓄える』という習慣がスタンダード化していたのでそれ以外の方法に、簡単には切り替えられないんです。

食べものがなくなることへの『不安』
肉体が保てなくなることへの『不安』

そこから爆発的に『欠乏感』『不足感』という感情、そしてひいてはそれらが高まって『怖れ』という感情も生み出してしまいました。

この『怖れ』の波動が結構重たい。

たしかに肉体や生活を守るための『成長』のために『欲』は少量ははじめからセットされていましたが、人々は恐怖心から『蓄え』を増やして行くことにやっきになるのです。

それまで宇宙意識と同調していた『チビ意識体』たちは、自分や自分の家族を守るためだけの『自我』という意識も持つようになりました。
『エゴ』です。

人同士で食料を奪い合い
豊かな資源のある土地を奪い合い、
エネルギーを奪い合い、
ときには領土拡大のために地球から自然を削りとるようになりました。

もちろん『怖れ』というネガティブな思いから奪おうとする者と、『愛』というポジティブな思いから守ろうとするものと2つの意識が大きくなりました。


成長拡大の本能から、『愛』の波動もガンガン大きく育ったと思いますが
『怖れ』の波動もガンガン大きく育ってしまいました。

物質があることによって、もともと『愛』がベースの意識体がふたつに分かれてしまいました。

『愛』というひとつの意識体から『怖れ』というエゴ団体がなんやかんやと主張するようになりました。

そして、現在にいたります。

こうなると分離がはなはだしい。

宇宙は人間に『肉体』と『魂』をセットにして地球に住まわせ
『喜び』の愛の波動で充分暮らしていけるように設定しているので、この波動の重さは気になるところ。

そろそろバランス悪くなってきたなと感じたら調整をしていくわけです。

地球という惑星に限らず、すべてにおいて波動バランスを調整する。

これを繰り返し行なっているんです。

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統合とは

もともと軽い高周波波動の宇宙が作ったのは『愛』という意識に、肉体を持たせた存在でした。

肉体を維持するためには『欲』は必要でしたので、それは肉体にセットしておきました。

ところが、この『欲』が成長していつの間にか『エゴ』になってしまったんです。

肉体や物質という対象物があるから起こる『エゴ』


執着心
虚栄心
嫉妬心…。

『愛』から離れた『怖れ』からくる思考や感情。

『愛』の波動と『怖れ』の波動の乖離がかけ離れすぎて、
本来の地球の波動領域にあっていなですよね。

いつのまにか私たちは、波動バランスの悪い状態になってしまっていたんです。

しかも、さまざまな情報や知識や常識が
生まれたときから刷り込まれてきて、もう頭の中も心の中もカオス状態です。

自分が信じていたもの、信念としていたものが実は重要ではなかった、なんて思いたくないものなんです。

普通は。

というか、疑わない。
疑ってみるということも思いつかない。

でも、たまにこの心の違和感に気づく人がいます。
たとえば、これを読んでいるあなた。

統合とか分離とかいう言葉がひっかからないと
こういうページには辿りつかないと思います。

なんか心がざわついたり、人と違うと感じたり、みんなと同じように出来ない、あるいはしたくない。

世間で常識的と言われているルールや制約がどうしても自分の中で納得ができない。

自分の言動は、他人からみると少しおかしいようだけど仲間外れはいやだから、とりあえず常識やルールや制約に縛られておこう。

というか、縛られてるじゃん、自分⁈

こういうことに気づいたからではないでしょうか?

自分の生きてる世界か息苦しい。
生きづらい。

いつのまにか強い『エゴ』持ちながら生きていた自分に気づいてしまって『エゴ』を捨てたいと思っているからではないでしょうか。

心の重さ、つまり波動の重さに気づいていて
軽くなりたいと思っているからではないでしょうか。

私はそんな思いから、スピリチュアルや手放しのワークに辿りついたもののひとりです。

統合とは、分離してしまった意識をもとの『愛』の状態に戻していくという作業です。

もともと私たちの主体は『魂』であって『肉体』はオプションでしかなく、その『肉体』を守るために最低限の『欲』はセットされていました。

この状態が『愛』(人によっては光ともいいますよね)

そして、肉体維持機能の『欲』が変形して大きくなったのが『怖れ』

『怖れ』の一味に『エゴ』がいて、この『エゴ』の内訳に執着心や虚栄心などがあります。煩悩ともいいますね。

統合のワークとは、自分の中にある『エゴ』の部分を切り離して、あるいは浄化させて
もとの『愛』というか『魂』の自分に戻すということです。

もともと誰でも『エゴ』は持っています。
だんだん成長していくと、その『エゴ』や『エゴ』の種類が増えていきます。

だんだん、自分でもこれ本心なのかエゴなのかわけがわかんなくなって来るんです。

で、なんとなく気分が重い、心が重い。

もともと軽い存在だったのに、生きていくうちにいろいろ重い周波数をくっつけちゃったんですね。

ですので、重い波動を手放すことで、もともとの軽い状態に戻っていきましょうと。

これが統合するということになります。
なんか減算みたいですけど(笑)


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エゴを手放す統合ワークとは

いろいろありますね。

自分の中の『エゴ』とか『トラウマ』とかは人によって違いますから、自分にあった方法を選ぶと良いと思います。

とくに『エゴ』ってやっぱり自分の保身のために自分自身にウソをつかせるという、回りくどいテクニックを使ってきます。

なので、それがエゴだってことに気づかないこともあります。

なので後から後から、現れてくるんですよね。

自分でだいぶスッキリしたな、もう大丈夫!と思った翌日に「これもエゴだったのか」なんて気づくことがよくあるんです。

で、またなんらかの手放しワーク。

思うんですけど『エゴ』が多い人ほど、それをとり除くことで『本当の自分』がむき出しにできる感覚が大きくなると思うんです。

一応、私がよくやる方法をご紹介します。

嫌な自分を掘り下げて、自分と向き合うことになります。

今まで「だって」「でも」と正当化していたある意味で優しいエゴをとり除いていくので
向き合うこと自体がけっこう苦しいかも知れません。

でも大丈夫、必ず乗り越えられるしだんだんクセになりますから。

では、ワークのやり方です。

姿勢はリラックスできる体勢ならなんでもいいです。
座っててもねっ転がりでも。

【統合ワーク】

①瞑想前のように、ゆっくり呼吸をします。
このとき、息を吸う、吐く。
それだけにひたすら集中してください。

②そのうち何か雑念が浮かんできます。

今日の晩ご飯とか明日の支度とかそういうのはとりあえず流してください。

ネガティブなのが湧いてきたら、すかさずキャッチ!

そのネガティブな雑念はたいていが『エゴ』なんです。
「だって」とか「でも」とかつけて嫌な気持ちを外側の誰かのせいにして、今日もいったんなかったことにしようとしています。

でもそこは、外側のせいではなくて「そう感じてしまった自分」にフォーカスしてください。

「ああ、あれは私が意地はりすぎたなぁ」
「ああ、こういう時ついあんな反応するクセがあるなあ」
「些細なことで怒ってた自分に自己嫌悪してたんだなあ」
「ノーと言えない自分を臆病者だと思ってたんだなあ」

とか。
客観的に見えてくるんです。

そしたら、それを
「ふーん、もうそれもいらない」っといって
手でチョキをしてハサミの形を作って
自分と繋がってるその『エゴ』の糸をちょきんと切ってしまってください。

切ったら今度は「浄化されといで」と空に投げちゃってください。

あとはエゴが浄化されてキラキラしながらどっかいっちゃう。
そんなイメージしてください。

『エゴ』がとれ始めるころ
「う、うわぁー!自分て本当に嫌なやつだったんだな」って思って落ち込むかも知れません。

でも、玉ねぎの皮を一枚一枚剥くように、手放しでいくと
だんだん、自分の本心(魂)が見えてきます。

何に執着してたのか、何に依存していたのかがわかります。

自分が見えてきたら、あとひといきですね。

統合しても誰でも小さな『エゴ』は沸いてきます。

だって初めから肉体にセットされた『欲』から派生したわけですから。
肉体を維持するための『欲』はちゃんと残しておいてくださいね。

食ったり寝たり遊んだりは、物質界で生きる生命体の本質でもあるわけですから(´∀`=)

まとめ

宇宙は『あれ?』と思った瞬間にすべて創っちやいました。たぶん。

何が知りたくて創ってしまったんだろう。

経験というデータが欲しくて、創ってしまったんだろうかとも思いました。

そういう説もあります。

じゃそんなに完璧で何もかも創れるなら、本当はご存知なんじゃないの?とも思います。

でも、この頃感じるんです。

私たちの中にある本能の『成長』と『拡大』
これは宇宙の本能でもあるんじゃないかな、と。

さっきの話しでいけば、これは宇宙のエゴみたいに思うんです。

でも、宇宙は不足感を持たない。
限界はない。そこが違うみたいです。

無限にパラレルワールドを創れる。
もしかしてそういうことなのかも知れません。

宇宙は一瞬でそれら全てを創っていて
拡大している限り、まだ私たちはその一瞬の中にいるってことですよね。

そしてその一瞬は永遠に終わらない(笑)

もしかして宇宙にだってわからないのかも。

心の中というのは不思議です。

宇宙につながっているといいますが、宇宙レベルの意識で考えると
『エゴ』が言ってくる悩みや苦しみなんて
大したことじゃないように思います。

だけど、人間て『着ぐるみ』が思考や感情のクセを持っていて、ついついクヨクヨしてしまうんです。

本当は物質的肉体は関係なくて、意識のほうが本体なんですよね。

うん、そりゃそうだ。とわかっててもまたクヨクヨしてしまう。

そんなとき、クヨクヨビームを発射している可愛いエゴちゃんを「はいはい、今度はその手で来たのね〜、わかったわかったよしよし」となだめてあげてくださいね。

そう思うと、エゴちゃんなんてたわいもない可愛いやつですよね。

肉体のおまけみたいなもんですしね(笑)


ではまた。
心の平穏めざして。


おわり









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