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≪GA4 イベント解説≫ UAとGA4比較!
本ブログは、UAとGA4のイベントに関する内容となっております。
2023年7月1日を境に、UAが利用できなくなりGA4に移行しないと、、って思われている方いらっしゃると思います。
また移行した際の画面の見方や、データの取得方法に関しても異なるので、解析担当の方は調べなおさなければいけないという状況ですよね。。
今回ピックアップしたイベントという指標は、GA4を利用するにあたって1番理解しなければならないポイントだと思っております。
それでは順に理解していきましょう!
イベントとは??
まずGA4におけるイベントとは何かについてご説明させていただきます。
GA4におけるイベントとは、Webサイトやアプリにアクセスしたユーザー起こしたアクション/行動です。
例えば、「リンククリック」や「スクロール」といった一般的な分析軸のものから、「ログイン」や「サイト内検索」等ユーザーが行うほぼすべての行動・操作をイベント単位で計測し、分析することができます。
UAとGA4の違い
計測単位/方法の違い
UA ---- ページビュー単位
GA4 -- イベント単位
上記のよう計測し、その後「セッション」や「ユーザー」という指標へデータが加工されています。下記みたいな感じですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1679536095766-AS9eOQgC8t.png?width=800)
新たに誕生した【エンゲージメントセッション】
エンゲージメントとは、「ページビュー」「スクロール」などのWebサイトやアプリへのアクション/行動を指します。
またユーザーがサイトの中で操作を行ったセッションを計測する「エンゲージメントのあったセッション」という指標も新たに追加されました。
まぁ端的に言うと、ユーザーさんが何かしらやったってことですね(笑)
以下計測対象となる内容となります。
Webサイトの10秒以上の閲覧(秒数は最大60秒まで変更可能)
2つ以上のページまたは画面を表示したセッション
コンバージョンイベントが発生したセッション
![](https://assets.st-note.com/img/1679880223972-YE3CUKU9IP.png?width=800)
ローデータの入り方の違い
UAでは、そのイベントに紐づき【Category】【Action】【Label】の値が付与されます。
イベントを設置する要件次第で様々な形となりますが、
イメージとして下記のキャプチャがあげられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1679886666515-1cRpb94s76.png?width=800)
それに比べ、GA4はイベントに対し横並びで値を取得することになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1679886685879-Ybfsw0wHGv.png?width=800)
例として「ハンバーガーメニュー内のクリック数」を発火条件としイベント計測をしたいとします。
![](https://assets.st-note.com/img/1679891754361-vFmVOleFIQ.png?width=800)
イベント取得の際、ローデータのイメージは以下になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1679893104228-tAFo9MPXbL.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1679893462698-oeRS24gCyT.png?width=800)
上記はカスタムイベントで取得する内容によりけりですので、必ずしも決まっているわけではございません。
以下はGA4で取得できるパラメータの例です!
language・・・言語
page_location・・・ページのURL
page_referrer・・・前のページのURL
page_title・・・ページタイトル
screen_resolution・・・画像解像度
因みにGA4が自動で計測を行うイベントの例が下記になります。
page_view・・・ページビュー数
first_visit・・・初回訪問
session_start・・・訪問回数
scroll・・・スクロール
click・・・クリック数 ※外部へのリンクの場合計測
view_search_result・・・サイト内検索
file_download・・・ファイルダウンロード数
GAタグのバージョン
因みにタグのバージョンは以下の差分が発生します。
ディベロッパーで確認する際は、参考までに!
![](https://assets.st-note.com/img/1679534287538-ufOnIhUxFE.png?width=800)
DB(データベース)を見てみよう!
少しGAから脱線しますが、最後繋がりますので是非こちらも確認いただければ幸いです!
DB(データベース)とは?
DBとは、特定のデータを収集し使いやすい形に格納した情報群の総称です。
DBの種類について
DBには、【階層型】【ネットワーク型】【リレーショナル型】と3つに分類できます。
それぞれの説明は省略させていただきます。
では何故DBが関係するのかと申しますと、GAもアクセスデータを格納するDBが存在するからです!
GAのDBについて
GAのDBは【リレーショナル型】を採用しております。
正確には、【リレーショナルデータベース】(RDBMS)です!
どのようなものかと申しますと、Excelのように表で構成されているDBです。
![](https://assets.st-note.com/img/1679898689064-P4j9E5ixuu.png?width=800)
【リレーショナルデータベース】と【SQL】
この【リレーショナルデータベース】には【SQL】と呼ばれるDB言語を使用いたします。
ということは。。。
![](https://assets.st-note.com/img/1679899478473-9mPx7DrbY0.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1679900522720-7l1NDCe9Cj.png?width=800)
普段何気なく見ているGAのレポート画面の裏では、様々なQueryが回っているということですね!
GA4では無料版でもBigQueryと接続することで、実際にローデータを確認することができます!
是非接続を試みてください!
いかがだったでしょうか…?
すべて詳しく深堀すると、とんでもないボリュームになりますので、本ブログではイベントの概念だけでも理解いただければ幸いです!
SQLに関してやLooker Studioに関してもブログを公開しております!
是非そちらもご確認いただければ幸いです!
最後までご確認いただきありがとうございました!!
![](https://assets.st-note.com/img/1679901106492-iDiaqPIZRL.png?width=800)
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