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横瀬×JICA×ECFA -心理的安全性ワークショップ-

ECFA「サステナビリティ推進チーム」では、日本国内の地方で新しいチャレンジを始めています。その試みの一つとして、埼玉県横瀬町を舞台にJICA東京と協力して横瀬町の課題解決を共に考えていく「課題解決体験フィールドワーク合宿」を検討しています。

緊急事態宣言が延長されている中で、少しでも準備を進めようということで、オンラインによる「心理的安全性醸成ワークショップ」を行いました。

心理的安全性とは?

ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー・エドモンドソン教授が1999年に概念を提唱し、以下のように定義づけをしています。

チームにおいて、他のメンバーが自分が発言することを恥じたり、拒絶したり、罰をあたえるようなことをしないという確信をもっている状態であり、チームは対人リスクをとるのに 安全な場所であるとの信念がメンバー 間で共有された状態

「HRpro」より引用(2021/06/05)

様々な立場の「はじめまして」の人たちが、お互いに自由な発想で、お互いを尊重しながらコミュニケーションをとれる場を作っておくことが、今回の共創的課題解決の質を高めると考え、プログラムに組み込んでいます。

今回は、企画チームも実際に体感してみようということで2時間半のワークショップを体験しました。企画チームは、横瀬町職員、JICA職員、開発コンサルタント、大学生と、所属も年齢も様々な人たちで構成されています。

講師をお願いしたのは、「日本即興コメディ協会」で「心理的安全オンラインチームビルディング」の講座を様々な企業や団体で開催している横内浩樹さん、加古俊彦さん、福島梓さん。雰囲気づくりの達人たちです。

ワークショップ

冒頭、横内さんから、共創とは?心理的安全性とは?といった基本的な話について講義してもらいました。

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その後は、みんなで「心理的安全性を醸成するエクササイズ」。
チョット表情硬めですね。

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いくつかのエクササイズを重ねて1時間後にはこの笑顔

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それぞれの良さがジワジワとしみだし、あふれ、創造力全開で、その体験を通して新しい自分に気付く参加者も。相手の話を聴く態度、反応をすることも大切ですね。
参加者の感想を一部紹介します。

・講師の方の立ち振る舞いが素晴らしく、ファシリテーターの参考になりました。特に、明瞭な話し方だけでなく、表情やリアクションの重要性を学びました。
・画面越しでも温かみのあるこの研修は、実際に参加したからこそ感じ取れることであり、私も他の人に心理的安全性のワークショップをやってみたいなと思いました。
・参加者が「Yes, and」の態度とポジティブなリアクションを徹底すると、発信者が自分の考えを自由に伝えやすくなり、チームの結束力が高まる事を、双方の立場を体験する中で身をもって体験できました。
・最初は少し緊張感がありましたが、ワークを進めるうちに少しずつほぐれてきて、最後の頃には、お互いの強みをうまく生かし、自分の考えも自由に言い合えるチームが出来上がっていて、その過程が興味深かったです。
・自分がこんなことを思いつくとは思わなかった体験ができました。

振り返りをして最後に記念撮影。

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このポーズの意味は後々解明します。

コロナ禍でできることは限られていますが、合宿に向かって少しずつ準備を進めていきます。

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