開発コンサルタントミニセミナー@Zoom
\ご来場ありがとうございました/
ECFAでは「グローバルフェスタ JAPAN2023」の出展に合わせて、開発コンサルタントを紹介するミニセミナーを開催しました。
\アーカイブ公開中/
🌎9月30日 13:30 -14:00
「文系からの農業・農村開発ー開発コンサルタントの専門性とは?-」
NTCインターナショナル(株) 福田 明広さん
専門:農村開発・灌漑開発(灌漑水管理/水利組合)
🚩プロフィール
大学(社会学部)→民間企業→大学院(農業土木)→開発コンサルタント
略歴のとおり、開発コンサルタントになるまで苦労しましたが、すごく大事で面白い仕事なので、みなさんにそれを知ってもらいたいと思っています。
(1) 大学(社会学部)⇒ (2) 民間企業(営業職)⇒ (3) 大学院(生命環境科学研究科)⇒(4) 開発コンサルタント(農業・農村開発、灌漑分野)
🚩セミナー概要
文系大学出身者が民間企業・大学院を経て、農業・農村開発分野の開発コンサルタントになるまでの歩み、開発コンサルタントのやりがい・面白さについて語ります。開発コンサルタントの専門性はどうやって身に着けるの? 開発コンサルタントって面白いの?という疑問にお答えいたします。
🌎9月30日 15:00-15:30
「文系学卒で始めた開発コンサルのキャリア、女性開発コンサルのキャリア」
アイ・シー・ネット(株)松井 真由美さん
専門:ジェンダー、中小企業振興
🚩プロフィール
大学→開発コンサル①(ハード系保健医療)→開発コンサル②(ソフト系人材育成)
開発コンサルタントの仕事は「大学院を卒業しなければならない」「家族を持ちながらキャリアを続けられるの?」などの「ねば」があると思われがちですが、実際のところは色々なキャリアの始め方があり、プライベートの時間を大切にしています。開発課題が複雑化する今、多様なバックグラウンドをもつ人材が必要とされています。国際協力に関心があるが、どう一歩を踏み出してよいか分からないという方がいれば、ぜひいらしてください。
ご参考↓
🚩セミナー概要
大学の国際関係学部卒業後、新卒で開発コンサルティング会社に入社。中小企業診断士の資格取得を経て、2015年にアイ・シー・ネット(株)に転職。
現在は、ジェンダー分野とビジネス分野のJICA技術協力や省庁事業に従事している。2017年に1年4か月、2021年に1年の産休・育休をとり、引き続き同分野の開発事業に従事している。
🌎10月1日 13:30 -14:00
「JICA海外協力隊から開発コンサルタントへ」
NTCインターナショナル(株) 星 誠さん
専門:農業金融、農民組合開発
🚩プロフィール
大学→大学院→JICA海外協力隊→ボランティア調整員(旧名称)→イギリス大学院留学→開発コンサルタント
理系(物理学)から文系(経済学)に転向し、大学院にて開発経済学を専攻。修士課程修了後は、JICA海外協力隊としてタンザニアに2年間派遣。JICA海外協力隊後は、ボランティア調整員(旧名称)として、ザンビアで2年間業務に従事。その後イギリスに1年間留学し、農業経済学修士を取得。帰国後、NTCインターナショナル株式会社に入社し、農業金融、農民組合を専門に、主にアフリカにおける農業分野での業務に従事。
🚩セミナー概要
キャリアパスとして、JICA海外協力隊参加の動機や参加後の進路、また、イギリス留学に至った経緯や大学院の選び方からNTCインターナショナル株式会社(開発コンサルタント企業)に入社するまでの経緯を説明します。また、仕事の紹介として、これまでに従事したプロジェクト(コミュニティ開発【モザンビーク】、国産米振興【コートジボワール】、灌漑事業支援【チュニジア】、農業デジタル化【ケニア、コートジボワール、セネガル】、ビジネス振興・金融アクセス強化【フィリピン】)について説明するとともに、現在従事している農業セクター協力方針調査【ナイジェリア】でのプロジェクトについて説明いたします。
🌎10月1日 15:00-15:30
「中小企業診断士×途上国で、失業率問題の
力になりたい」
(株)かいはつマネジメント・コンサルティング 福田 健児さん
専門:中小企業診断士(企業の海外進出支援、民間セクター開発)
🚩プロフィール
大学→民間企業(メーカー)→開発コンサルタント→個人事業主→JICA企画調査員→開発コンサルタント
新卒の就職活動時から「発展途上国に関わる仕事に就きたい」と考え、海外にも製品を輸出している鉄道機器メーカーへ。仕事をする中で、文系社員として製造業で関われる範囲が限定的と感じて「もっと主体的に支援に関わりたい」と思い、20代で中小企業診断士を取得して開発コンサルに転職。その後JICAの企画調査員(タンザニア)を経て、再び開発コンサルへ。現在は企業の海外進出支援や民間セクター開発分野の技術協力プロジェクトに従事
🚩セミナー概要
企業のドクターとも呼ばれる中小企業診断士。割と50代以上の年配の方が多いイメージですが、20代・30代で取得して途上国支援の場面にも活かすことのできる資格です。
私はメーカーでの10年の勤務経験とこの診断士をベースに、開発コンサルと経営コンサルのハイブリッド的な形で、途上国支援の場面(企業の海外進出支援や民間セクター開発分野の技プロ)に携わっています。
協力隊も経ない珍しいキャリアかと思いますが、①今の仕事の面白さ、②「こんなルートもあるんだ」という発見、③そして「自分の方向性を決めるのは社会人になってからでも十分間に合う」というメッセージを、今回のセミナーを通じて伝えられたらと思っています。
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