いっぱい笑って一緒に汗をかきましょう!
7月28日の「吉本新喜劇65周年記念ツアー 愛媛公演」を前に、新喜劇のゼネラルマネージャーを務める間寛平さんにインタビュー!
公演の見どころや新喜劇への思い、愛媛公演への意気込みなどを伺いました。ぜひ、最後までご覧ください。
― 7月28日に「吉本新喜劇65周年記念ツアー 愛媛公演」が行われます。今公演のポイントを教えてください。
65周年のテーマは「動く」なんです。思い切り動いて、汗をかいて、お客さんに喜んでもらえる新喜劇をやっていかなあかんなと。僕はいつもギャグで「わしゃ、止まると死ぬんじゃ~」いうてるんですけど、それくらいの気持ちで動いてますね。座長の吉田裕をはじめ、座員みんなが全力で汗をかいてる新喜劇を楽しんでほしいです。
そして今回は、20代30代の若手やテレビに出ていない子にも注目してもらって。すごい頑張ってるし、会社としても大事に育てているので、「あ、こんな子がいてたんやー」と頑張りを見てあげてほしいです。
― 長く愛されている新喜劇。笑いを届けるために意識していることはありますか。
お客さんへの感謝の気持ちを忘れずにやっていかなあかんなと思てます。わざわざ劇場まで来てくれてね。三波春夫さんが「お客様は神様です」っていうてたのが、身にしみてわかりますもん。だから、舞台が終わって着替えるときに、汗で衣装がベトベトになっとかんと、僕はもう納得がいかないんです。そのくらい一生懸命やるっていうのを一番大切にしてますね。
― 新喜劇をやっていて良かったなと思う瞬間を教えてください。
僕は新喜劇に入って54年になるんですけど、ずっとみんなにかわいがってもらいました。若いころは横山やすしさんを抜くくらい“やんちゃ”で、何回も失敗してたんです。でも、大阪のおっちゃん、おばちゃんが「かんぺー、かんぺー」って声をかけてくれて、どうしようもない僕をまともに育ててくれました。みんなに助けてもろて、ほんまにありがたいなと思います。
― ゼネラルマネージャーとして目指す吉本新喜劇とは。
やっぱり昔からずっとやっているコテコテの新喜劇を続けていきたいですね。若い子らはスマホとかインスタとか最近のネタを入れたがるんですけど、おっちゃん、おばちゃんにはわからへん。ポカーンですわ。コテコテの芝居は小さい子どももわかりやすいし、泣いてる人に「わろてんの?」いうだけで腹抱えて笑う。やっぱりコテコテが一番。全世代にわかりやすーいやつがええです。
― 間さんは高知県出身で、幼稚園時代は宇和島で過ごされました。何か思い出はありますか?
宇和島のことはうっすら頭に残ってますね。
海で小さいカニを捕まえたり、渋柿を食べておかんに怒られたりしたこととか。当時は井戸から水を汲み上げてたんですけど、井戸をのぞき込んだらあかんぞーとも怒られてました。そんな思い出ですわ(笑)。
― 最後に、公演を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。
愛媛県にはご縁のある人がいっぱいいて、毎回公演を見に来てくれるんです。みんなと会えるのがうれしいし、おいしい食べ物もいっぱいあって、愛媛に行くのがほんまに楽しみです。65周年の新喜劇をお客さまに喜んでもらえるようにと頑張ってますので、ぜひ見に来てほしいと思います。いっぱい笑って、一緒に汗をかきましょう!
公演情報・お問い合わせ先
「吉本新喜劇65周年記念ツアー 愛媛公演」
愛媛県県民文化会館 メインホール
全席指定 6,500円(税込)
2024年7月28日(日)
1回目 10:45開場 / 11:30開演
2回目 14:45開場 / 15:30開演
あいテレビビジネス開発部 089-921-2192(平日9:00~17:30)
愛媛県県民文化会館 089-927-4777(平日9:00~17:00)
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※KENBUN JOURNAL vol.001 より引用しています。