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WEリーグがマスコットの活動方針を発表「ウィーナは全てのホームタウンのスタジアムを回ることを目標にお出かけしていく」 11月と12月の #女子サカマガ

2023年11月11日に開幕した2023−24 WEリーグは入場者数の面では好スタートを切りました。

第1節ではINAC神戸レオネッサが入場者数3千人超え(3千106人)。リーグ戦デビューとなったセレッソ大阪ヤンマーレディースも、雨天ながら、リーグ戦初のホームゲームで2千516人を集めました。現地に出向いたチェアの髙田春奈さんは「関西で女子サッカーの認知が上がる空気を感じた」と手応えを話しています。第2節ではマイナビ仙台レディースがユアテックスタジアム仙台に5,306人を集めました。これまでのWEリーグの入場者数記録はINAC神戸レオネッサの1万2千330人。ただし、その試合は国立競技場での開催ですので、マイナビ仙台レディースは、WEリーグのホームスタジアムでの入場者数記録を更新したことになります。

話題のWEリーグのマスコット・ウィーナに関して、髙田春奈さんから発表がありました。ウィーナは全てのホームタウンのスタジアムを回ることを目標にお出かけしていく」とのこと。その第一弾は11月23日(木)の日テレ・東京ヴェルディベレーザ×三菱重工浦和レッズレディースです。注目されたのは日テレ・東京ヴェルディベレーザの公式マスコット・リヴェルンとの再会でした。

東京ヴェルディベレーザの公式マスコット・リヴェルンとウィーナ

発表に「出張」「派遣」「登場」といった単語を使用せず「お出かけ」と表現したところにWEリーグのこだわりを感じます。

今月の #女子サカマガ を振り返る

これ程の意識と目標の高さを感じる女子サッカー選手と出会えるチャンスはなかなかありません。昨シーズンは高校を卒業し春からAC長野パルセイロ・レディースでプレー。最終節で勝ち越し弾。その2週間後、6月24日に移籍が発表されました。高校卒業から約3ヶ月後という驚きのタイミングでした。榊原琴乃選手は今シーズンからノジマステラ神奈川相模原でプレーします。セットプレーのキッカーも務めています。なぜ移籍したのか、何を目指しているのかをじっくりとお聞きしました。

今シーズンは、大宮アルディージャVENTUSがこれまでにない注目を集めています。その要因となっているのは監督に就任したのは柳井里奈さんです。この若き指揮官の創るサッカーは面白い。記者会見のコメントはチャーミング。先日の第2節の試合開催時刻は三菱重工浦和レッズレディース、日テレ・東京ヴェルディベレーザの試合と重複していたのにも関わらず、女子サッカー界の濃い目の人たちが、NACK5スタジアム大宮に訪れていたのも頷けます。この記事は、リーグ戦の開幕前に取材したもの。大宮アルディージャVENTUSが目指すところをお伝えしました。

伝えたいことが多すぎて見出しの付け方を失敗した記事です。前半は北区民の激励について書いていますが、後半は、今シーズンの軸になるであろう土方麻椰選手と山本柚月選手のインタビューを掲載しています。すでに得点を重ねて活躍している山本選手は、今シーズンに大ブレークするかもしれませんね。ドリブルのときの足の角度に注目してほしい選手です。

セレッソ大阪ヤンマーレディースのホームタウンを取材した記事です。これまでも、ホームタウンを足で巡って女子サカ旅の記事を掲載してきましたが、この記事は、ちょっと趣を変えました。長居公園を管理・指揮しているのもヤンマーグループだから、聞きたいことがたくさんありました。インタビュー取材をベースにした記事になっています。

夕方から桜珈琲 長居公園店で「本日のケーキセット」をいただき、直後に Y A N M A R M A R C H É N A G A I(ヤンマーマルシェ長居)でサラダみたいなタコライスをいただきました。そして、走って移動し、待ち合わせした長居商店街の町中華で食べて飲んで盛り上がるという、胃腸にとってハードな夜でした。その町中華は福山楼です。東京とは相場が違うのか、あまりに安く、量が多く、しかも関西の中華なので油がしつこくない。驚きました。セレッソ大阪ヤンマーレディースの試合を観戦される方は、長居公園だけでなく、ぜひ、長居商店街も楽しんでいただきたいです。

大野真歩さんによる波瀾万丈のチャレンジを記事化しました。すごい、すごすぎます。アジア人女性で初めてメキシコサッカー連盟の指導者「PROライセンス」(日本サッカー協会のS級コーチと同様のメキシコサッカー連盟の最上位ライセンス)を取得した日本人です。この取材で幸いしたのは、筆者が、かつてルチャ・リブレ(メキシコ式のプロレス)マニアだったため、普通の日本人には聞き慣れない地名や習慣をある程度は理解していたことです。かつて、一度だけ、クラブ・アメリカのマスクとコスチュームに身を包んだルチャドール(メキシカン・レスラー)がアメリカという名前で来日し後楽園ホールで試合をしたことがあります。筆者は、その試合を確か二列目の座席で観戦しました。クラブ・アメリカは、そんなルチャドールが登場するくらいの大人気クラブです。

次月の #女子サカマガ をご紹介

このような記事を予定しています。WEリーグのゲームレポートは無料記事でお届けします。皇后杯 JFA全日本女子サッカー選手権大会についても取材記事を掲載予定です。

  • 女子サッカーと働く人シリーズ第一弾

  • 2023−24 WEリーグのスタートダッシュからシーズンを占う

  • WEリーグのパートナー企業インタビュー

  • 2023年の女子サッカーを振り返る

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