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キッチンカー開業セミナーに行ってみました

ちょっと前になるけどこの間、フードトラックカンパニーさんのキッチンカー開業セミナーというものに行ってみました。セミナー紹介ページはこちら

短い時間で要点をわかりやすく話してくださって、イメージの掴みやすいとてもわかりやすいセミナーでした。

キッチンカーでの飲食営業の利点としては、まず家賃がかからないこと、店舗営業に比べて初期投資が少なくて済むということ、閉業する際も退去費用がかかるわけではなく車を売ればいいだけということ。店舗と違って、お客様が来るのを待つのではなく、人の集まる場所に自ら赴いて営業ができるということ。

肝心のキッチンカーは、中古車を買って改造する人もいるけれど、保健所の条件をクリアするように作り替えるのはなかなか難しかったりして、一旦作ったものの、保健所の条件をクリアできず作り直して余計にお金がかかってしまうこともあるようなので、それだったら最初からキッチンカー専門の業者(フードトラックカンパニーはまさにそういう業者として立ち上げられた)にキッチンカーを受注するのがやはり安心のよう。特に6月から営業許可の内容も変わったしね。

難点としては、営業場所を自分で探さなくてはならないこと。まあそれは、出店場所の仲介業者もあるようだし、レンタルスペースのリンクもあるのでそこから自分で好きなところを探したり、あるいはキッチンカー1台分のスペースがあるところでキッチンカー営業のできそうなところに自分で交渉してみたりするのもいいかもしれない。

それから他の難点は、キッチンカーは基本的には1種類の食品しか出品できないということ。例えばクレープ屋さんがサンドイッチも出すとかは(まああんまりないだろうけど)多分できない。でも多分クレープ屋さんでタピオカを出しているところは見た気がするので、1種類の食品と飲み物の組み合わせはいいのだろう。車の容量(保持する水の量)により、何工程までのものが出せると決まっているようで、例えばドリップコーヒーを出したいならそれは1、5工程くらいと見られるが、そこに更にホイップを加えて何かアレンジしておしゃれな飲み物にする、とかだと工程数が増えるのでそれ相当の容量の車が許可が必要になってくるという感じ。

ちょっとこの辺りの区切りはこれからちゃんと調べないとならないところ。例えば私のやってみたい、パンや焼き菓子を車内で作って、ドリップコーヒーと共に提供するという感じだと、どれくらいの車の容量が必要になってくるのか、これはある程度具体的に考えて保健所に相談に行かないと答えは出づらいかもしれないなあ。

セミナーでは実際のキッチンカーも2台ほど見せてもらいました。

焼き菓子とコーヒーだけでいいからなるべく小さい車でいいんだけど、、あんまり大きな車運転するのも怖いしと思っていたけれど、実際見てみたキッチンカーの中は案外狭くて、例えばパンを作るのに最低限冷蔵庫、こね機、発酵機、オーブンが必要として、その他に作業場とコーヒーを淹れるスペース、品物を並べるスペースの確保と考えると、結構大きな車じゃないと無理なんではなかろうか。

でもそういった条件をクリアできたら、キッチンカーというのは今のこの情勢的にも、私のやってみたいこと的にもとても有効な手段なのではないかなと思います。

時々友達のコンサートにお菓子とのコラボをさせてもらうことがあるけど、キッチンカーがあれば車ごとケイタリングに行くなんてこともできるようになる訳だし(もちろん先々で営業許可は取らなければなりませんが)キャンプにいった先で出張コーヒー屋さんをやるとか(笑)夢が広がります。

セミナーの中ですでにキッチンカーで営業をしてる方のインタビューなどもあったのだけど、そこで話していたのは、普通に飲食営業でやろうと思っていたことがキッチンカーでそのままできるわけではないので、柔軟に考えを変えて対応していくことが大事という話をしていました。例えばマルシェに参加するなら商品がかぶらないようにメニューを変えるとか、キッチンカーを設置する場所に集まる人の年代、その場のニーズに合わせて出すものを工夫するとか、そういうことかな。

でも初期費用が店舗よりはかからないとはいっても、車や調理器具の手配で最初にある程度まとまったお金は必要だし、その初期費用を回収するためにはある程度長期的な計画、具体的な目標を立てないとですね。まあでも今の段階では、何から手をつけていいのか分からなくて漠然とした希望や不安を抱えているだけなので、まずはこういうセミナーに他にも参加して情報を集めたり、具体的にプランを練って専門家に相談するところからかな。

と同時に、他にも菓子製造のできるキッチンを探したりしていたら、比較的地元から近い、とても条件の良いレンタルキッチンを紹介して頂けたので、次回はそこのお話を。

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