アクセサリー選びに迷える方必見！永く使える工芸に惚れ込むHARIO Lampwork Factoryのピアス購入体験記
今年で29歳を迎え、同世代の友人とは健康診断の結果で阿鼻叫喚。30代を目前にして一番困っているのが、この年齢になってからのアクセサリー選びがなんとも難しい...ということです。
数千円の価格帯のものは、ワンシーズンで錆びたり壊れたりしてしまいそうで手が伸びず。かと言って「一生モノを買わなくちゃ」と所謂ブランド品に手を出そうとすると給料の数ヶ月分が平気で飛んでいきそうに。
悩んではいざ購入に踏み切れず困っていたところ、耐熱ガラスでおなじみの「HARIO」からアクセサリーラインが発売されていることを知りました。
HARIO Lampwork Factory
1921年創業の耐熱ガラスメーカーHARIOが職人の手仕事技術の継承のためにつくりはじめたガラスのアクセサリー。東京・日本橋と全国6箇所の工房で、ひとつひとつ手作りでつくっています。
わたしが今回購入したのはこちらのアイシクル ドレープというデザインのピアス。まさにドレープのように波打つかたちが光を受けたときの豊かな表情を作り出し、オケージョンのドレスに合わせてもカジュアルにTシャツに合わせても使えるお気に入りの一品になりました。
やや大ぶりにもかかわらず、比重が軽い耐熱ガラスのおかげで長時間つけていてもストレスにならないのもポイントです。
そしてピアスそのものの魅力もさることながら、
オンライン／オフラインのタッチポイントを横断したなめらかな購買体験も素晴らしいものでした。
🏠 店頭で出会う
出会いはMIYASHITA PARK内にあるHARIO Lampwork Factory渋谷店。
「2023 Summer Collection」のキービジュアルに惹かれてディスプレイに近寄りました。
店員さんが声をかけてくださったので、試着棒*につけて複数種類耳元で試し、その意外な軽さに驚きました。
*ピアスは衛生商品なので、直接つけて試すことはできない
「でも割れちゃうと悲しいな...」とこぼしたところ、
ガラス部分も金属部分も工場で修理可能であることを教えていただき感激。
これまでいくつの片方だけ壊れたピアスと涙をのんでお別れしてきたことか...
予約注文形式で、店頭／オンラインショップどちらで買っても届くまでに最長約1ヶ月かかる可能性がある（2023年8月時点）ことを教えていただいたので、家でゆっくり検討することにしました。
💌 ポストカード・リーフレットを持ち帰り悩む
後日、店頭でいただいたポストカードとリーフレットを手に取ると、
商品の美しさと制作過程に込められた哲学に再度ときめきを感じ、購入を決意。
QRコードから遷移し、オンラインショップで注文しました。
もしも、商品の正対写真と価格がずらっと並んだカタログのようなビジュアルだったら、ときめきが再燃せず購入に至らなかったかもしれません。
タッチポイントごとに情報を出し分けることの重要性を感じました。
📱 インスタを見ながら待つ
私は「自分の買い物がいかに素晴らしいものだったかを確認したい」というモチベーションで、購入後にSNSで商品のエゴサーチをする癖があります。笑
「HARIO Lampwork Factory」の公式インスタグラムでは、オンラインショップと比較して日常のシーンを切り取った投稿が多いため、「こういう服に合わせてもいいな」「こうやって物撮りすると綺麗に見えるのか」と楽しく妄想を膨らませて待つことができました。
📦 自宅に届く
9月末の結婚式参列に間に合うといいなあとぼんやり思いながら、
一ヶ月後まで十分待てるのんびりした気持ちだったので、約2週間で出荷連絡が来たときは驚きました。
一連の購入体験に共通して、「職人がひとつひとつ丁寧に作っている」「お直しできるので永く使い続けられる」というコア価値が繰り返し訴求されていたのが印象的でした。
ここ数年で芽生えた「10年以上使い続けられるものを持ちたい」というスローな価値観にフィットし、大変満足度の高い買い物となりました。
さいごに
以上、最近ときめいた事例とともにUXデザイナーの視点をご紹介しました。いかがでしたでしょうか？
Goodpatchはソフトウェアデザインに留まらず、
店頭などのオフラインタッチポイントのデザインもお手伝いしています。
美容（化粧品）関連プロジェクトのご相談も大歓迎。
「まずはリサーチだけ」など、ぜひお気軽にご相談ください。
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以前執筆したこちらの記事もあわせてお読みください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました！
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