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2023年9月3日 日曜:こんなふうでいいんだな

朝は、起きられなかった。朝になっても、全く起きたくなくて、今日を始めたくなかった。昨日、そんなに調子が悪いとは思ってなかったのに、今朝はもう何を起きる理由にしたらいいのかと考えてしまうくらいで、こりゃだめだな、と起きるのは諦めた。

それがいいとかわるいとか、決めなくていいんだな、と思いながら。起きられなく、鈍く重たい感覚があるけど、それ自体をどうとか決めなくていいんだって。今日は鈍くて重たいみたい、と、そのままに感じたら。娘は起きて遊んでいたけど、私はそのまま布団にいて、ちょいちょい娘を眠りに誘ってるうち、娘も一緒に寝てくれて、昼頃になってようやく起きた。それも、起きようと思ったわけじゃなく、起きたくなんてなかったけど、なんだか起きた。

朝のうち一回起きて娘をシャワーしたのかな、してないよなきっと。もう覚えてない。昼頃起きて、それから洗濯を回して、シャワーを浴びせて、お昼を上げたのかな。どうだったかな。

今はまだ乳をよく飲むからいいけど、娘がもっと食べるようなら、朝起きられない私がいても、朝ごはんを用意するのに起きたりするのかもしれない。でもそれは今の話じゃない。今は今。

いろんなこと、なんだかスッとやれなくなりつつあって、気を抜くと、娘のせいにする理由を見つけてしまう。いや、なんだろうな、実際娘が泣いて動くのを躊躇いやすいというのもあるけど、それを理由にすることはもうできなくなっていて、でもそうしようとする気配はあって、狭間にいるような。誰かのせいにする感覚はある。でもそこに埋没しきれない。どうしたらいいのか分からない、というのが少し前までの私で、今の私は、そのままでいいんじゃないか、という方に動き始めたみたい。悪くない。

決してすっきりした気分ではないし、心地のいい感覚があるわけじゃないけど、でもなんだか思考で解決しようとする時より自然な感じがする。思考で解決しようとする時、加工される感じがする。プラスチックみたいな。でも、重たくても鈍くてもそのまま、ダメならダメで、ダメなままいてそのままいるうち流れる方へ流れて動けるようになるまで待ってるような方法だと、ダメだと分かった瞬間はその方法では時間がかかりそうな気がするけど、案外早く抜けられるのかも。(思考で解決する時の加工された感覚は、思考で解決しようとしてた時はわからなかった)

そう、私は料理がしたかったんだ。それができないような気分になってて、「娘が泣きやすくて離れられないから」ってことで納得した気分でいたけど、夢の出来上がり方と似てることに気づいた。

先に感覚があるんだ。まだ言葉のない感覚。それを認識しようとした瞬間に、捉えようとした瞬間に「娘が泣きやすくて離れられないから」という思考に加工される。本当はそんなこと思ってなかったのに、感覚に近いような理由みたいなものを作り上げて、私の物語が生成される。

そう、料理がしたかった私の感覚と、でもできないと思っているような私の感覚があって、瞬時にどちらかが当たり前になって現実化されてる。

料理なんてできない、と思ってたはずなのに、いつの間にか料理が始まり、たっぷりと作り置きができあがった。

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