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オンライン授業で使える無料のコミュニケーションツール(ビデオ会議編)

新型コロナウイルス休校措置への対応として、文部科学省が学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト)を設置するなど、オンライン学習を取り入れる動きが強まっています。

オンライン授業を始めるにあたっては、生徒や保護者との円滑なコミュニケーションや情報共有のツールが必要です。ここでは、オンライン授業で使える無料のコミュニケーションツール(ビデオ会議編)を紹介します。

▽ 無料のビデオ会議サービス比較

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この中で利活用の決め手となるのは「参加者のユーザー登録が必要かどうか」かと思います。ZoomやWherebyでは、主催者が作成したURLのリンクからユーザー登録無しで参加できるため、手軽にビデオ会議を始めることができます。

Zoom(ズーム):Zoomは、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーやミーティングにオンラインで参加できるアプリです。パソコン、タブレット、スマートフォンのどれでも、アプリをインストールして利用可能です。無料アカウントでは3人以上でのWEB会議は40分間という時間制限がありますが、グループミーティングやWEBセミナーに関連する機能は問題なく使用可能です。有料プランにアップグレードも可能です。

Whereby(ウェアバイ):Whereby は、URLを発行するだけで利用できるWeb会議サービスです。無料プランでは参加者4名が上限のため、少人数オンラインミーティング向けですが、会議の参加者はユーザー登録することなく、URLにアクセスするだけでWeb会議に参加が可能なので、手軽にスタートすることができます。

Skype(スカイプ):スカイプはチャットや音声通話、ビデオ通話をスカイプ同士であれば無料で楽しめるwebツールです。Skypeでは、「会議」機能でURLを生成することで、未登録のゲストを招待することができ、ブラウザまたはSkypeアプリからユーザー登録不要で参加することもできます。

Microsoft Teams(チームス):Microsoftアカウントを持っている人同士でチャットやビデオ会議ができるMicrosoft Teamsでは、同じ画面上でWordやExcel、Power PointといったOfficeアプリを使った共同作業が可能です。Office365が導入されている場合にはすぐにご利用いただけます。300人まで参加できるので、ライブ配信にも利用可能です。

Google Hangout(ハングアウト):Googleアカウントを持っていれば、どなたでも利用できるGoogle Apps のハングアウトでは、テキストチャットの他、最大 10人でのビデオチャットをおこなうことが可能です。学校向けに無料で提供されているG Suite for Educationで、Googleアカウントの取得が可能です。

[休校対応] G Suite for Education遠隔学習支援プログラム(Chromebook 貸し出しなど)

[新型コロナ対応] Hangouts Meet(250人まで利用できるビデオ会議)の無償提供(2020 年 7 月 1 日まで)

LINE(ライン):LINEのグループトークでは、グループでのビデオ通話が無料で利用できます。最大200人まで接続できますが、同時に画面表示できる人数には上限があります。


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こちらの記事では、「SNS・チャット編」を掲載しています。


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