音楽界における謎
世界は謎にまみれている。
長年感じていた音楽界における謎を
ここに記しておき鯛。
その曲の存在をふと思い出汁
聴いてみたところ
やはり摩訶不思議だった。
その曲はその世界では有名な
1960年代のB級サイケ・ガレージバンドを
100曲集めたボックスセット
『ナゲッツ』に収録されて板。
60年代と言えば
ビートルズやストーンズ
フーにキンクスにドアーズに
なんやかんやが流行っていた時代。
B級バンドつまり
あまり世に知られていないバンドは
そういうバンドに憧れて
バンドをやっていたわけである。
オールディーズやブルースや
ロックンロールの影響を
ビンビンに感じられるのが特徴だ。
そのボックスセットには
異彩を放つ秀逸な楽曲が
多数収録されており宝石のような音源である。
その中で異次元の曲がある。
The Elastik BandのSpazzと言う曲である。
曲調としてはブルーズが
ベースになっている。
途中のギターソロはまさに
泣きのブルーズであり
サイケ感やガレージ感も織り交ぜられた
すてきナイスサウンドなのだが
とにかくボーカルが異次元なのだ。
この曲の摩訶不思議なところは
ボーカルの歌い方である。
ボーカルが何というかラップ調なのだ!
ラップは70年代初頭に生まれたとされ
ヒップホップと共に
80年代、90年代と進化してきた。
しかしこの曲は「1967年」の曲なのだ。
1960年代でこんな歌い方をしているのを
私は他に聴いたことが無い。
ネットでも海外の人が英語で
コレ本当に1967年なの!?とか
コレ世界初のラップソング?とか
コメントしているので
そう思ったのは私だけではないYODA!
The Elastik Bandは時空をワープしてきた
バンドなのではないか!?
まるで1920年代のシュルレアリスム誕生の
400年以上も前にオランダで
シュルレアリスム的世界を一人展開していた
謎にまみれる画家ヒエロニムス・ボスのようだ。
そう言えば曲の出だしで
意味不明なことをゴニョゴニョ呟いているぞ。
アレはなんだ!?
宇宙語か!?
それ必要!?みたいなイントロである笑。
う〜むあやしい。
何か匂うぞ!
お暇な人は世界の摩訶不思議をどうぞ!
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