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親孝行とは幸せになること。母を慕う

今から30年前のGWがこれからスタートという一番ウキウキする金曜日に母が57歳で突然亡くなりました。その夜は渋谷のどじょうやさんで行われた当時勤務していた広告代理店の製作部の歓送迎会があり帰宅が遅くなりました。

夜中12時頃中野の自宅に帰宅して留守電を聞き母が亡くなったことを知りました。近所に住む友人と彼氏がタクシーがいないからと実家に車を出してくれました。実家に着いたときは夜中の2時。父が気丈に親族の対応や葬儀の手配をしていた姿が印象的です。涙は見せなかったですが背中は泣いていました。

GW前の新緑のこの季節にはいつも母が亡くなった日のことを思い出します。母は最後の日、兄嫁に初孫がお腹にできたという嬉しい知らせを受けて、昼下がりに近所の洋品店に自転車で産着を買いに行きました。帰宅して夕方に1人で居間で亡くなりました。心不全という診断でした。 

人生は母親が生きているときとそうでないときに分かれます。私の人生は母が亡くなってからのほうが長くなってしまいました。亡くなって最初の10年年は母親がいないことが信じられませんでした。母が亡くなった歳に自分がなったときはなんだかこんなに若かったのかと感慨深いものがありました。

うちの母だけではなく、お母さんという人はどの国でも、いつの時代でも、どんな時でも、いくになっても天国からでも「我が子が幸せになりますように」という強い気持とともに生きています。

だから幸せになることが一番の親孝行。この一年は帰省できなかったりするかもしれませんが、元気で頑張っていることが何よりの親孝行です。

暮らしの中で、理不尽だなとか上手くいかないと感じたらお母さんのことを思ってください。感謝とありがとうと優しさと懐かしさしかないと思います。だから、生きて生きて生き抜いて是非お母さんのために幸せになってください。そしてコロナが終わったらのんびり帰省してください。

我が子のために闘ってくれた素晴らしい人生最大の味方。お母さんという味方がいてくれるからみんな生きていけるんだと思います。是非親孝行してください。

読んで頂きありがとうございました。お節介だった母の分までお節介をやき続けて生きていきます。あれから30年。歳を重ねていくほどに幸せになれている気がしています。「うちに生まれて来てくれてありがとう」が口癖の母でした。

週末は公園飲みが増えそう。騒ぎ過ぎる大人数の集まりには野鳥も近寄りません。コロナ以前から週末大宴会場になってきたなと思います。折角なんで、新緑を楽しみながら家族で散歩をしてください。赤ちゃんやワンコもいるから大学のサークルの集まりの飲み会のテンションは少し控えめでお願いします。

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