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時代で変化したこと。普遍的なこと

私の働き始めた40年前。若い世代はモテたいが頑張りの源泉でした。インターネットのない時代は幸せのカタチや人生がシンプル。男性はカッコ良い車を買い、ナンパするために夏は海、冬はスキーに出かけていました。良い会社に入りそこで出世。毎日定時後にお酒かギャンブル。できれば優しい美人と結婚するのが夢。当時は一度入った会社にずっと勤務する終身雇用前提。社宅や寮が完備されている組織も多く、上司と同僚とは24時間いました。マイホームは買い物のゴール。定年を無事に迎え退職金と年金で暮らしていくが幸せのカタチ。
女性は肌の手入れやダイエットに励み、仕事は子供ができるまで。私の同期は全員3年以内で社内結婚で退職しました。結婚をして子供をよい学校に入れるために頑張って、その間に家族で海外旅行に行ったり実家の姉妹でお茶したりしたり。穏やかに家庭を守りながら、合間にパートをしたりボランティアをしたり、自分らしく楽しんでました。おせちやお月見。季節の催事もきちんとやります。一生働く女性は、看護師さんや学校の先生。一部の資格のある方だけでした。

40年を経て価値観が多様化。女性の場合は結婚をしない、子供を持たない人も増えました。私の友人にもたくさんいますが、皆さん幸せです。私も還暦過ぎて現役。働い続けたい人には自由で生きやすい世の中になってきました。

男性の場合は会社に尽くす、会社と自分が一体的な概念が消滅したことはよかったです。集団主義や気合いビジネスはメーカーより、一部の営業会社的ベンチャー企業に残っている気がします。

しかし時代が変わっても幸せの価値観は変わらないと思います。幸せとは働いて誰かに必要とされること。働くは家事もあるから子供に必要とされることは極上な幸せでもあります。いつの時代にも食べて寝て働きながら幸せになるんです。

今は情報がありすぎてしまうから、人と比較しちゃうんです。いろいろチェックしちゃうから誰かと同じじゃないとかを探して不安なんです。将来が見えにくいから貯金ばかりになってしまうんです。インターネットの友人情報はある時期から断捨離して良いのかもしれません。

幸せに生きてください。まずは身近な人と仕事には感謝してみてくださいね。足りないを数えない。身近にあるたくさんの幸せに感謝してください。目の前の人を幸せしながら自分も幸せになってください


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