大谷翔平選手の仕事人としての凄み

日本じゅうが注目している野球のイベントの決勝戦の試合中にこれを書いています。この3年、大谷君の活躍だけが救いだったような気がしています。還暦過ぎた私でさえそうなのですから日本の少年たちにどれだけ夢を与え続けているかと思うと感動すらします。政治も経済もましてコロナで元気がなかった日本に希望を与え続けてくれています。

私の周りのおばさんは「娘と結婚してほしい」と騒ぎ、男の子のママは「大谷君のお母さんに子育てを教えてほしい」とワーワー騒いでいます。これだけでスゴイ経済効果です。私は土日にジムでトレーニングをしている時間にエンゼルスの試合をテレビでやっていますが、大谷君がホームランを打つと苦手なスクワットも上げられる気がするのです。

「プレッシャーを楽しみにかえてパワーにしていく」
「努力は当たり前」
「与えられた環境でベストを尽くす」
「周りを盛り上げる」
「神様から貰った才能を腐らせない」
二刀流なんて肩を壊すし、大変だから誰もが無理と思われていました。それを貫き通すための体力と気力に頭が下がります。歳なんて関係なく尊敬できます。

子どものときは男子の憧れの職業はプロ野球でした。私が小学生のとき巨人のV9決定後近所でサイン会がありました。V9が3人づつ3つのテーブルに分かれていたので、私は長嶋・柴田・黒江のテーブルに並びました。当時はメジャーリーグに行く人はいなかったので、高校や大学を出たらプロ野球といのがお約束。高度経済成長のなかやはり日本を元気にしたいたのが野球でした。巨人のナイター中継を見るのが春から夏の家族団らんのお約束。父がアンチ巨人なので巨人が勝つと普段滅多に感情を出さない穏やかな父が少しだけイライラとしていました。

その後Jリーグが始まり団塊ジュニアからはサッカー人気になりましたが、今回のことで野球をやる少年が増えるのは素晴らしいなと思います。自分のチカラで稼ぐ人になれるって素晴らしいです。子どもが元気に外で遊びまわっている姿を見るのが好きです。自宅の前は少年野球の練習場です。この子たちが日本の未来を創ってくれます。大谷君に憧れた野球少年がたくさん出てくれたら嬉しいです。ヒトは食べて寝て働くだけ。働いて誰かを元気にできればいいですよね。

これを書いていたら優勝したようです。元気がでます。ありがとう。そして大谷くんがいつか野球だけでなく教育とかを変えてくれないかなと切に希望。彼は徳が高いですよね。ステージが違います