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仕事力と信頼は続けた先に宿る

父と兄は定年まで同じ会社で働き続けました。弟も新卒で入った会社で30年頑張っています。一つの会社でずっと働くには色々と苦労があったと思います。名もなきビジネスマンのありきたりの話ですが立派だと思います。一方私は40代で独立するまで専門商社や広告代理店、PR会社と転職しました。PR会社に転職してあるクライアントに出会うまで、仕事は「家賃を払うためにお金を稼ぐもの」でした。PR会社に転職して生涯無二のクライアントに出会ってからは「自分の力を周りが活かしてくれるもの。引き出してくれるもの」に変わりました。

「人に言われたからやる」ものから「誰かのために自分で考えながらやる」ものに変わりました。仕事を依頼してくれたことを意気に感じると不満やストレスが皆無になっていったのです。あれほど悩んでた、背中の凝りや疲労が無くなったのは不思議な体験でした

好きな仕事で食べられる、続けられる、必要とされているってこの上なくありがたいこと。続けてこられたのは周りのお蔭。

子どもの頃からみていたアカデミー賞授賞式で役者さんが「スタッフや家族がいたから受賞できました。サンキュー」というスピーチをする気持ちが理解できました。そんな華やかな舞台に立つことは一生ないですが、周りの方がいたから今があります

一緒に働く仲間がいなければ、賑やかな愛想のいいふくよかな唯のおばさんでした。人生を変えてくれて、かつ人生を楽しくさせてくれたのは20代で出会えたPRと33歳で会ったクライアントでした。マニュアル通りの仕事はすぐに自分以外の誰かが上手にできてしまうもの。続けられる仕事というのは実は変化と工夫が必要な仕事だと思います。読んで頂きありがとうございました。

このnoteが誰かの背中を押すことができていたらと思うととても幸せです。仕事は評論家ではなくて実務家だから面白いのです。続けた先にあるものを掴んでくださいね。仕事のできる人に囲まれて「経験値を上げたい」と思っていると自然とチャンスと成長はやってきます。頑張ってください。



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