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安過ぎるモノは買わないと決める

雨が上がりました。雨上がりの街角にビニール傘が捨ててある光景。これは海外の美しいリゾートの海岸でもよく見られます。私が幼稚園のときには、母に蛇の目傘で迎えにきてもらった記憶があります。傘は昔は高価な贅沢品。ビニール傘がまだ世の中に誕生していない時代は、傘は骨が折れたら出張の修理のおじさんが家に来て修理をしてもらうのが当たり前でした。おじさんは傘の他、包丁やカツオ節削りのカンナを研いでくれるのです。壊れたら修理して捨てないのが当たり前。そうゆう習慣は最近まであったんです。タイツも破れたら繕って履いてました。

幼稚園や小学校に入るときに買って貰うマイ傘を持ったら一人前の証だったんです。初めて買って貰った黄色い傘と長靴は自慢でした。ビニール傘の価格は安いと百円代。ビニール傘に罪はないのですが、ビニール傘をそこいらに捨てるのは罪。レジ袋を気にするなら、ビニール傘も。もし買ったら最後まで自分のものとしてきちんと名前を書いたりシールを貼って使って欲しいです。

さらに気になるのは安過ぎる靴と服。昔みたいに安かろう悪かろうではないけど、980円のワンピースに1080円のクリーニング代を使おうとは思わないもの。綺麗にアイロンかけて着るよりもう一枚買おうと普通に思うもの。このように安い服ばかり買っているとモノを大切にすることを忘れてしまいそうですよね。長く着られるシンプルな服や靴をベースに、おしゃれに過ごす。そんな当たり前を実践したいですよね。世界のゴミのかなりの量が衣料だそう。服や靴。それぞれがすぐに捨てない工夫を。

100円ショップも気をつけないといらない密封容器やザルやスライサーを勢いで買いがち。よく台所を見てから買います。気をつけたいです。100円ショップは素晴らしい企業努力もされて良いもののたくさん。長く大切に使っていきたいです。

週末にカフェで1人でいると若い人の会話が聞こえできます。一番聞くのは可愛いとヤバい。可愛いモンがヤバいほど安いからどんどん捨てられてしまうんですね。急に雨が降ってきた時用に、軽い折り畳み傘をカバンに入れておくと良いですよ。

これからは安い自慢から質が良いもの自慢に変えないとカッコ悪いです。センスは鍛えられます。工夫しながら素敵を目指してくださいね。読んで頂きありがとうございました。新しいを追い過ぎるとキリがない。そうゆう人って少し時代とズレできているかもしれませんね。

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