見出し画像

天職は誰かに探してもらう

30代の前半広告代理店からPR会社に転職したときに働き方の違いに驚きました。広告代理店は制作や営業や外注にまでかなりのスタッフがチームで動き分業化されていました。PR会社ではクライアントワークを1人でやることもありそれが新鮮でもありました。一方でクオリティコントロールが難しいと感じました。良いことはクライアントを近くに感じられること。これが最高に良いことでした。やりがいに繋がりました。悪いことはチームでやらないから、個人のスキルが上がらないことは厳しいと感じました。

そこで食とヘルスケアの専門代理店として独立した20年前にPRやコミニケーションビジネスも専門性が必要と考えました。例えばメディア担当もテレビ、webなどに細分化するだけでなく、コンテンツを作る専門の企画スタッフを育成しチームでやるようにしました。

資質によっては全部できる器用な方もいれば、一つのことにこだわりたい職人気質の方もいます。やりながらスペシャリストやゼネラリストを選べば良いんです。続けられるのはやりたいことより向いてることです。向いてるかどうかは周りが判断してくれます。

天職や適正はやってみなければわからないのですが、自分じゃわからないから誰かに見つけてもらってください。私も見つけてもらい今の仕事に出会いました。ありがたいのはいつの時代も、仕事が好きで仕事を楽しむ人に出会えたこと。そうゆうクライアントやスタッフと働けたことです。そうゆう人に囲まれながら段々仕事を好きになっていきました。だから40年経っても毎日楽しめています。
「女だからとかいう時代じゃないからね」
「明るいからクライアントも周りも元気になる」
「仕事が早くて量ができるからコスパがよい」
「ボンヤリと考えていたことをカタチにしてくれる」
「悪いことも良いことも議論ができる」
「こだわりを押し付けないがきちんと考えがある」こんなコトバを過去の上司に言われました。認めてもらいなんか嬉しかったです。仕事ができないからこそ早く出していこうと決めていました。

決定的になったのはクライアントに「会社のことや商品のことを好きでいてくれるからあなたにこれから長く頼みたい。しかし褒めたりしなくてよいよ。あなたのコトバでうちの会社を話してほしいから」と言われて、今の仕事が天職になりました。転職したら天職に出会えました。今もそのクライアントを担当できています。長く続けられるお客様に出会えただけで仕事人生の幸せが増えます。

天職は周りに見つけてもらうもの。仕事の神様は日々の仕事を見ているから隣の席に座っていたり今のクライアントかもしれません。仕事の神様は真摯に前向きにやっている人にだけ現れて話しをしてくれます。そうすると、あれもしたいこれもしたいや自分はナニモノ?からあっさりと卒業できます。

会社の名前やブランドじゃなく自分の価値。いつか自分のチカラで勝負できると良いですね。無駄なプライドを捨ててまず仕事好きなフェアな方と働くことから20代はスタートです。大企業を利用してわざと働かないズルい人や、金儲けばかりに目がいく経営者、会社の愚痴ばかり言っている先輩と同じ時間、同じ場所にいると残念ながらそうゆう人生になっていきます。人は環境の生き物だから。誰もが天職に出会えますように。そして仕事が好きになれますように。

共感したら🩶マークをポチんと押してください。個人情報とかは全く関係なくnote会員以外でも大丈夫🙆🙆。穏やかな日々が理想です

この記事が参加している募集

広報の仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?