パンとカフェの流行発信

私の住んでいる街は食で起業する方が全国から集まってきます。この街に店を出して全国区になった方もいます。さらにＳＮＳなどを見てカフェやかき氷、パンを求めて世界の方が遊びに来られています。今日開業されるパン屋さんの第一号のお客としてパン屋さんのモーニングを楽しんできました。

路地にある小さな店やあえて看板を出さない方も多いので、海外や地方から来られてスマホを片手に迷っている方の道案内を週末毎にライフワークにしてきました。外食の場合トレンドが変わるので、20年続けるのはとても大変なことなのです。この街で40年続く老舗は既に二代目。上手く伝承できないといつの間にかお店が無くってしまいます。

70年続く、駅前の老舗の橘寿司さんと、ハシヤさんという和風スパゲッティの元祖の店が建物の老朽化で閉店したときは街が淋しがっていました。そんななかでも、デンパークパンを日本に定着させたパンやさん「イエンセン」さんは頑張っています、

この数年で台頭したのはカフェレストランとパン屋さんです。カフェのミメさんのグループ、持ち帰りコーヒーのリトルナップのグループ、ポルトガル料理のクリスチアーノのグループの店がたくさんできました。パン屋さんも、天然酵母の伝説の「ルバン」さんのだけでなく「365日」もこの街から始まりました。たくさんの方が独立されて頑張っています。50歳前後のオーナーの方が多くまだまだ未来が楽しみですよね。

生きていく上で食べることは必要。喜びであり日常です。この街に30年近く暮らし食のトレンドの変化を見てきました。美味しいだけでは生き残れません。大切なのはお客様のニーズがありリピートしてくれること。先日もあるパン屋さんで独立されたい方に、キッチンカーを貸し出して頂ける方をご紹介したばかり。

食とヘルスケアのPRで食べて数十年。いろいろな方の出会いがありました。食べることは生きること。食べるを応援するのは生きるを応援することだと思っています