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考える・作る・売る・売れ続けることについて

スーパーやドラッグで棚で並んでいる隣のライバル品から1円安くして、1%ブランドチェンジさせたとしてもブランド自体の価値が消費者に伝わっていないと買い続けてもらえません。1円安いだけで選ばれたものはもっと安いものが出ただけでブランドから離れてしまうこともありますよね。自分の周りのもの、「なんとなく買っているもの」と「絶対コレ変えないもの」があると思います。この「これがいい」なと思って頂いて初めて強いブランドになってさらに「本当の口コミ」になっていくのだと思います。

安いから好きではなくて〇〇だから好きになっているのが理想的なマーケティング。企業のマーケティングサポートを長年「考える」からもお手伝いしています。メーカーの開発の方から「売る」だけでなく、「売れ続ける」を一緒に考えてほしいと言って頂きます。

新発売のときはどうしても世の中に上梓するために「作る」が先行してしまい「続ける」理由を伝え続けることが後回しになってしまうこともあります。

SNSのアカウントの「いいね」とフォロワーの数が増えただけでユーザーがが増えたとか言えません、それが必ずしも売上と連動していないこともわかってきましたね。いいね=ファンではありますが、「なんとなく知っているから好き」と「使って大好き」は大きな差。企業のブランド担当は「フォロワー」を増やすことから「ファン」を増やすことに変わってきているように思います。当社にもそうゆうオーダーが増えました

実際ツイッターやインスタで多く拡散されているものはキャンペーン告知が多く、本当の口コミとしてブランドのファンとして「実際使ってよかった」「ここが役に立った」という嬉しいファンの意見とは少し違うこともわかってきました。

またインフルエンサーもタレントさんが使ているだけだと知ってもらえるが、購買のためには別のコンテンツが必要なことがわかつてきました。

特に私たちのお手伝いしている消費財、食品や化粧品、医薬品のコンテンツを作るときに大切にしていることは「同じ悩みを持つ方」のインサイトを伝えることです。

例えば「マスク肌荒れ」なら子どものときから痒くて寝られないほどの敏感肌。しかも花粉症があって不織布がまったく使えない40代のママと、オンライン会議ばかりやっているビジネスマンの敏感肌は共感ワードや暮らしの根付かせ方が大きく違うと思います。「誰かと共感させて行動する時代」になりました。

コロナで変わった価値観。それに合わせたコンテンツで「使い続ける」理由「食べ続ける」理由、医療ならば重症化を防ぎ早期発見する理由を考えていきたいと思います。読んで頂きありがとうございました。「読み続ける」理由を皆さんが感じてくれるように私も頑張ります。


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