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何をやろうか症候群になると

何をやりたいのかを聞かれたときに、化粧品が好きだから販売もやりたいし、お酒が好きだから飲食にも誘われているし、メーカーの事務は今やってるけどあまり楽しくないし、SNS会社に友人がいるからデジタル広告にも興味あります的な発言をされる方は多いです。先日隣のカフェに座った40前の女性2人組がこのようなカンジでした。35歳過ぎてから、仕事も会社も嫌いになり、頼みの綱だった同僚も結婚退社したので新卒で入った会社を辞めて東北のご実家に帰って農業見習いをすると話していました。オーガニック野菜に興味がもともとあったからだそう。

このようにこれから先に何をやろうか症候群は「やってみたいこと」「好きなこと」「向いていること」「長く続けたいこと」「稼げること」などが整理されていないから起きてしまうこと。25歳位までの第二新卒までは修正が効きますが、あまり長くこんな状態だと今の仕事にも身が入らずいくつになっても、自分がナニモノかわからないことになります。

例えば飲食店のお手伝いや化粧品販売、農業のお手伝いは副業が大丈夫ならば週末だけやってみると良いと思います。本業の気分転換かつ収入アップになるならばそれも素敵なこと。それが向いてると確信したら本業にしても良いかもしれません。

しかも業界と職種を混同している方が多いです。合わないのは業界より職種な場合が多いのでそれも整理したほうがいいです。話したくないのに営業だとミスマッチが起きます。細かいデータを読むのが苦手ならデジタルの分析は難しいかもしれません。特に手先の仕事には器用さという生まれつきの能力が必要です。

仕事は適性で見てみると良いと思います。好きなことより向いてることが大切。いくつになっても仕事に本気で向き合っておらず、なんとなく過ごしていると自分のやるべきことや必要とされることに意識がいかずに、休日の多さや残業時間などに目がいってしまいます。仕事があって当たり前。教えてくれて当たり前になっていきます。

生き方や働き方は多様化して選べる時代になりました。但し時間には限りがあり、成長できる時間も短いから早くマッチする仕事に出会ってください。ある程度お金を稼げて、かつある年齢まで働きたいならば最初は教育体制も整備されている正社員でやったほうが良いかもしれません。

やりたいことが見つからずにいくつになってもなんとなく毎日つまらないのは辛いです。続けられる仕事=それが天職。天職になるべく早く出会ってくださいね。そして天職は自分でみつけるのでなく、続けた先に周りが言ってくれてはじめて天職になります。是非みつけて貰ってくださいね。


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