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キャリアウーマンが嫌いだった理由

若い時に苦手だなぁと思っていたのは、仕事はできるが、怖いカンジがする難しい顔をした40以上の女性でした。近寄り難くなんか話しかけにくい雰囲気がありました。キャリアウーマンに憧れなかった理由です。

30代に近くなるにつけ、仕事ができる女性ほど、にこやかで優しいことがわかりました。それからはなるべく笑顔でいたいと願いました。仕事量がキャパオーバーになり、間に合わない仕事が増えてくると、表情どころか、周りとの会話さえ気を遣えないこともありました。広告のクリエイティブをしていた時は、髪を振り乱し、お風呂にも入らず目がいつも充血。お茶目のカケラもなく最低でした。毎晩徹夜。休日出勤が当たり前だった時代のことです。

すこし全体が見えるようになった40代から気をつけるようにしたのは自分のパワーを出しすぎないようにすることでした。もともと声も大きく、会話量が多いから周りからは、多分元気過ぎて苦手かな?と感じられるシーンもあったかもしれません。もともと人を楽しませるのが大好きで、明るく元気で、お節介過ぎるタイプなんで相手に対して気をつけていきたいと思いました。

無意識にイライラを出して、イライラ自滅をする方をたくさん見てきました。特に女性の方の場合、体力が落ちたり体調が悪くなると顕著になるようです。イライラ自滅を繰り返すと、それほど嫌いでない、会社や仕事を自分から手放してしまいます。本来、自分に向くハズのイライラが隠し切れないで周りに出てしまい、結果的に周りから距離を置かれてしまう人になります。

仕事もできる、周りから認められているのに、なぜかイライラ光線を出してキャリアを捨ててしまわないようにしたいもの。周りに頼りたいし、仲良くしたいのに仕事でもプライベートでも甘えからくるイライラを抑えられないで^残念な喧嘩をふっかけてしまうヒトです。オンライン会議ではいつもしかめっ面。会議ではそんなつもりはないのに周りの人を攻撃して見えてしまいます。

昔ある取引先と会議をしたとき、社風なのか般若のような顔が並んでいることがありました。本当に怖いです。いつキレてもおかしくない顔です。それに本人が一番気がついていないことがあります。片方の肩を突き出し顎をあげたらもう戦闘態勢です。

そのイライラを出しているうちはなかなか成功できません、なぜなら周りが助けたいと感じないし、関わりたくないと感じてしまうからです。忙しいから私に話しかけないで光線を出していると周りが触りたくない人になって孤独がどんどん拡大していきます。

知識と経験は増えにくいし、仕事のスピードは急に早くならないから、誰かのチカラを借りなければ成長できません。表情を柔らかくし、優しい話し方を早くからマスターしてください。周りからまた会いたい。この人と働きたいと感じて貰えるようにならないと成功できません。

40歳を過ぎたら男女関係なく優しくたおやかにしなやかに自分が教えて貰った経験を周りに注ぎながら働いてください。その自滅イライラが仕事の結果を悪くしているのかもしれません。イライラしない。笑顔で穏やかに話す。それが生涯パワーになります

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