開運写経❺「書く瞑想」と真言マントラ
真言=マントラ=陀羅尼の行とはすなわち「写経」
呼び方書き方は違うけれど、示すところはほとんど同じです。
お経の本文のように「読解」できない難しい「音」の要素が強いところが
「おまじない=咒」ですね。
般若心経を勉強された方は内容についてはご存知だと思う。
般若心経は「経」のスタイルを踏襲していないこと。
釈迦がマントラを認めていなかったこと、
玄奘は西域に行く途中で般若心経を唱えていたこと、
空海は遣唐使に加えてもらうための祈願に般若心経を
1000巻書いたとのエピソードは良く知られていますね?
隅寺心経が空海のお手本ともいわれていました。
今は違うという説が普及してきました。
偽物疑惑てんこ盛りのこの「般若心経」
各自が好きなように、その時々に合わせて
「受け入れたいように受け入れればよい」と考えています。
薬師寺の管長ですら「ゆるーく」説いてくださっているわけですから。
私は学説としては長谷川洋三と苫米地英人の般若心経の解説が好きです。
前者の長谷川は
「大般若経典」に連動するダイナミックな「宇宙の哲理」という森羅万象のすべてが宇宙の法則の御計らいですよ、という感じ。
後者の苫米地は「これは中国人が作った漢詩として素晴らしい、けれどもすでに普及してしまっていてポピュラーすぎて今更変更はできない。けど僕が筋が通るように添削するなら、こうするよ」とまとめていらっしゃいます。
長谷川洋三の
『般若心経はなぜ人を癒すのか-誰をもすぐに救う陀羅尼蔵の経典』のなかで
このように述べています。
「つまり、三世の諸仏はつねに<般若波羅蜜多>という真言を拠りどころとしておられるので、無常の佛智を得ておられると書かれているわけです。
何故そうなるのでしょうか。「法身の如来ともいえる最高完全の智慧は成就されて現成し、私たちも授かっております」という事実を常に反復していれば、機根の高い人物ならこの真言で薫習されるからです。
龍樹菩薩が「般若波羅蜜多は是れ諸仏の母なり」と言われたことは有名ですが、まさにこの真言は凡夫を救うのみならず、諸仏をさえも生み出すということなのです。
中略
この真言行は宇宙の実相と自分の本性を知り、さらに宇宙と自分の根本的関わりを知って魂に刻みつけることで薫習させていただく行なのです。
行とは行い=写経を一心不乱にすること、
その中で「書く瞑想」のゾーンを体験すること、
と私は確信しています。
最終的には、どんな学者も仏教者も
最後の真言18文字はマントラとして最強、
この宇宙で一番強い咒文だと結論しています。
色々な本を勉強して、
般若心経は「宇宙の法則」が凝縮された「お経」と確信するに至りました。
このようなコロナ禍のなかで、経済や現象が混乱しているように見える時代は内側の静寂を充実させる為の時期です。
外側を満たすためのスピリチュアルや宗教を卒業して、内なる基盤をしっかりと整えないと状況は悪化の一途を辿るだけです。
と難しいことを並べましたが、
私、今日は2度目のワクチン接種後で熱があるの。
ワクチンについては陰謀論が数ある中で、「効果についてはきたいできない」かもしれないと感じます。
けれども、私の場合は大切な娘たちが接種しましたので、陰謀論にあるように「向こう2年ー5年で死ぬ」といわれても「そうなのか」と思うだけ。
周りの大事な人がみんな「いなくなった世界」で一人ぼっちで生きていくほど強くありません。
それより「涅槃」でみんなと笑っていたいと思っています。
高熱で頭が混乱しているのでつまらないこと書いてしまいました。
お許しあれ。
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