その都度「怒り」は表出しておかないと、あなたを傷つけることになります。
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その都度「怒り」は表出しておかないと、あなたを傷つけることになります。
怒りは自分が大切にするものを守るためにある感情です。上手な怒り方は、自分を守る盾になる。
「怒り」を無視して、寿命を縮めるほどの猛毒に育ててしまわないように、つど都度「怒り」は表現しないと、のちのち絶対にあなたを傷つけることになります。
それも静かに深ーーく、沈黙を守って大きく育っていくものなんです。
・もっと心穏やかに過ごしたいあなたに
・つまらないことでムカついてしまう。
・ついイライラしてしまう。
・自分の怒りがコントロールできない。
もっと心穏やかに過ごしたいのにイライラで一日が台無しになってしまう。
怒りを手放せば楽になるのはわかっているのに、手放せない。 そして、そんな自分について、なんて小さい人間なんだろう。 どうしたらもっと寛大になれるんだろう。
そんなふうに感じて、自己嫌悪に陥ることがありませんか?
あるいは、 ムカムカを関係のない人にぶつけてしまい、 そんな自分がイヤになってしまう。
怒りが原因で友情や恋愛がダメになったことがある。 怒りっぽくて人と親しくなれない自分が寂しい。 などと思っているかもしれません。
これらはすべて、「怒りにコントロールされてしまっている」という状況です。
私たちは怒りにコントロールされている !
「本当はご機嫌でいたいのに、冷静でいたいのに、人にやさしくしたいのに、怒りのためにそうできない」というときには、自分の行動が「怒り」にコントロールされてしまっているの。「怒りという感情」をちゃんと毒出しできていないから。
怒りについての悩みを聞くと、多くの人が「感情をコントロールしたい」と言います。 が、やはりテーマは「コントロール」なのです。
怒りはそれ自体が不愉快なものですが、最大の問題は、その「コントロールできなさ」にあると思っています。
そのうえ、私はそもそも「コントロール」じたいが良くないと思っています。「喜怒哀楽」の人間の4つの感情のうちの「怒り」だけをコントロールできると思うのは、ただの「すり替え」です。
コントロールうんぬん以前に、自分の感情に素直になること。私は怒ったとハッキリ自分で受け入れる。モチロン、相手がいる場合は、その場では抑え込んだり、引っ込めたりする必要がある場合もあります。私も母を怒鳴りつけたりなんてしませんし、「チョットそれはどうかなぁぁぁ」とその場をごまかすことだってしています。
ごまかしているなら、怒りを表出・表現するのと矛盾しているのでは?と思われるかもしれません。「怒り」=感情と、「その場の状況」=原因は結びついていても、直ちに怒りとして相手に対して表出・表現するかどうかは別問題です。
けれども、抑えた挙句に表出できない怒りは、蓄積していって猛毒となります。その溜まった怒りが形を変えて、人間関係のトラブルなど、望まない結果につながってしまうからです。
人間関係のトラブルこそ、多くの人が避けたいと思っているのではないでしょうか。 ストレスが減り、自由になれる 怒りをうま解消できるようになれば、単にストレスが減るだけではなく、人生の自由度や可能性がぐっと高まるでしょう。
怒りにふりまわされることもなく、怒っている自分を懸命に正当化することもなく、自分が本当に振る舞いたいように、のびのびと暮らしていけるようになれるでしょう。
しつこい「怒り」になるまえに、その都度「毒だし」と同じで「出す」ようにする。怒りの解消はその出し方と納め方次第です。
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