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Society of disempowering

ここ半年位、久しぶりに9時-5時で働いた。コロナ禍にも関わらず、ちゃんと出社し、カードをかざし、帰る時またかざす。昨年初頭まできっちりしたサラリーマン生活を送っていた事を思い出す。仕事を終えて帰って、夕飯を食って、ネットやTVで映画やドラマを見て寝る。で、また朝起きて仕事に向かう。そんな日々の再来だった。家には遅くとも6時半には着くので就寝する11時頃まで5時間もあるのに、自己啓発めいた事は何一つ出来ない。やる気が起きない。8時間しか働いてないのに睡眠時間と身の回りのケア(風呂、歯磨き、掃除、洗濯、、、)と通勤時間を差し引いた1日5時間余りで何も生産的な活動が出来ない位に疲れている。、、、いや、「疲れている」のとは違うな。「力が抜けている」「やる気を奪われている」のだ。

うまく説明できないが日本の会社、もっというと日本社会全体が我々から力を奪って動いているんだと思う。お金を貰っている以上、自分の自由な時間がその対価分奪われる事も、その時間内で自分のベストを尽くして生産性を上げた結果にエネルギーを消耗するのも、わかる。ただ、残りに時間まで尾を引くこの倦怠感は何なんだろう?

この10年間ずっとそうだった。齢のせいにしていた時期もあるが、多分違う、と今は思う。昨年初頭に会社を辞めてぷー太郎生活をしていた時期は肉体改造や投資の勉強にかなり体と頭と時間を費やし、充実していた。ちなみに今は在宅であるが仕事もしているので1日平均で仕事に費やす労力はほぼ変わらない。時間は、シャドーワークが無い分2時間位短い。それでもその前向きなエネルギーが蘇ってきている。

物理的に会社に行かなければ、社会と係わらなければ、意外とポジティブに生きれるのかもしれない。


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