キャリア採用面接

現在都内の大学で学生向けの就職支援を行っています。

学生向け、いわゆる新卒向けです。
これは企業にとっては一大イベント。
まだまだ日本の企業は新卒一斉採用です。

そのような中、キャリア採用ですが
これは一大イベントにはなりません。
通年採用ですからね。

ということもあるのか、企業によっては熱の入れ方に差があります。
今回書く記事は、とても残念な企業であったお話です。

その企業は、その業界ではとっても有名な企業。
応募書類も履歴書・職務経歴書だけではなく、どうしてこの業界で働きたいのか?
そんなこともしっかり作文として提出をするような企業です。
私的にはこの段階で、どんだけの会社?って思います。

で、書類選考が通って、一次面接。
よくあるのが、希望面接日時を3つ候補としてご連絡ください。

まぁ普通です。
ですが、この後の返信が全て都合が悪いので別の日で候補を出してください。
というもの。

最初の候補日が連続しているとか、午前と午後とか、そんな希望だったら
まだしも、そんなこともない。
とは言っても、たまたまってこともあるわけで・・
でも、だったら日にち指定してこいよって思います。

もし、また都合が悪かったらまた余計時間かかるじゃん!
せめて曜日指定とか時間指定とかすべき。

で、なんとか一次面接。
先方は、エリアマネージャと人事担当者。
開始早々そのエリアマネージャが発言。
「この後用事があって20分くらいしか対応できないので・・」

こんなことある?
この時間は私の(応募者側)ための時間じゃないの?

採用する側も忙しいことはわかります。
しかし、人がいなければ事業は縮小していくもの。
そんなことを理解していない管理職。
そのような管理職をそのポジションに置いている企業。

採用、不採用のご連絡が来る前に、こちらから辞退の連絡ですね。

採用はしてもらうわけでも、してあげるものでもない。
お互いがお互いを評価しているんです。

お金という点からいうと、応募者は下手に思うこともあります。
ましてや早く就職しなければならないという状況もあります。
しかし、面接の場は50:50の場。
ちゃんとお互いが了承して時間を作っての場。
その場をそのような感覚でいるという時点でその会社はNG。

採用する企業も、応募者から評価されているという認識をしっかり持たないと
会社は衰退の一途ということを理解していないといけないんです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?