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~破壊と再生の物語の終わり、つなぐ新たな羽~ukka リリイベお台場・川瀬あやめ卒業公演・ももいろ歌合戦【感想】


ukka 青春小節~音楽紀行~リリースイベント ダイバーシティ東京プラザ ガンダム広場

2023年12月24日(日)。
モノレールを降りると雲が朝日に彩られた美しい空が一面に広がり、爽やかな冷たい空気が迎えた。


私にとっては憧れであり念願であった初めてのリリイベの会場であり、そしてアイドルオタク人生の原点として過去に何度も訪れてはいたお台場のダイバーシティ東京プラザの実物大ユニコーンガンダムのお膝元の広場でのukkaのリリースイベント。

そしてukkaとしてはリーダーとしてグループを支え、スタプラアイドルの枠を越えアイドル界でも随一のボーカルを誇る歌姫である、川瀬あやめの最後のリリースイベント。

大好きな原点の地で、大好きな今最推しのアイドルの一つの終点を見る。

ユニコーンガンダムは初めて9nineを観に東京に遠征した6年前の12月末と変わらない、真っ白な一角獣の巨人の姿で迎えてくれた。

リリイベ会場すぐ後ろに立つ
実物大ユニコーンガンダム
これからRising dreamが披露される会場のすぐ裏の
ライジングフリーダムガンダム&イモータルジャスティスガンダム
会場のステージにある
ガンダムベース東京のクリスマスツリー
かつてはガンダムカフェがあった所に出来たばかりのガンダムベースの支店

ガンダムカフェがあった所はちょうどガンダムベースの支店が入っていた。


原点の会場であったZeppTokyoはモータースポーツの施設となり、ヴィーナスフォートは廃墟となっていた。ヴィーナスフォートはZeppTokyoと青梅駅に隣接し、東京テレポート駅に繋がるエスカレーターのみ通れ、そこからZeppTokyo跡のモータースポーツの施設が見えた。


9nineのライブで訪れた2017年~2019年、ukkaのワンマンで訪れた2020年までは確かにそこでライブを体験し、そして最後に会場の姿を見た2021年から2年経つとそこはもう別の空間と成り代わっていた。

モータースポーツの施設ではスタッフの朝礼が行われており、撮影するのも気が引けたし、あまりの変わりように少し寂しくなったのでそのまま去った。

ガンダムの足元に戻ろうとするとあっという間に列はかなり伸びていた。まだ物販の始まる30分程前でかなりの盛況ぶりだった。

かなりのコミュ障を拗らせてしまっていたが、挨拶できたり、同じ時間に並び始めた最初期から応援されていた方に仲良くして頂けて長い待機時間を話を聞かせて頂けた。



この一年、私は生活を切り詰めて推し疲れ気味なのを感じ、エミリンチャンネルの「義務になったら1回離れた方がいいよ」って言葉を反芻してた。
そして秋頃に宇佐見りん著の小説「推し、燃ゆ」を読むと物語の主人公でまるで自分のようだと重なった。
そして川瀬あやめ卒業のお知らせにより、完全に"背骨を抜かれた"。

そんな背骨を失ったオタクが、原点で最後にあやめちゃんに会える絶好の舞台だった。

時はあっという間に開演の時刻が近づいた。

前回の梅田のリリイベでアナウンスされたように、今回のお台場はリリイベ最後ということもあり全編撮影可能の特別回だった。

(動画は良い感じに撮れて私もTiktok作ったりしたけど、youtubeやTiktok上に素敵な動画や写真がたくさんUPされてるので♯ukka撮可でぜひ検索してみてください)

久しぶりの肉眼で見るるりちゃん、髪型バッチバチにかわいくてたまらんだった、、

1部特典会

タワレコはコラボの衣装・パネル展でりじゅちゃんがいた。

村星りじゅwonder little love衣装
村星りじゅポスター

1部特典会中ユニコーンガンダムは角を開きデストロイモードに変身してた。
ユニコォォォォォォン!

ユニコーンガンダム <デストロイモード>


そして15:00。2部が始まる時刻になると、背後からガンダムUCのBGM「UNICORN」が特殊Overtureであるかのように荘厳に流れ、搭乗者のバナージ・リンクスの叫びに応じ、ユニコーンガンダムが変身していった。ふと私は振り返りユニコーンガンダムを見上げると角が閉じていき、一瞬の静寂の後ukkaのOverture「We are…」が流れ出した。

私にとって初めてukkaの物販に並び、去りながらニコ生で観た2019年1月の「初S」、そして「We are…」が初めて有観客の場で披露された2020年の9月のライブを走馬灯のように思い出していると、メンバーが1人ずつ登場していき、ukka川瀬あやめ最後のリリースイベントが幕を開けた。

もう残すところはこの瞬間のリリイベと、次週の卒業ライブのみとなり、確実に一つずつ扉は閉じていった。

終盤「つなぐ」では「さようなら」のパートがオタクと同時期に涙腺に来てた。あやめちゃんがそっと笑顔でるりちゃんを慰めててこちらも涙腺が決壊してた。

最後はアルバムにも収録されているOvertureのアレンジ「We are…(prise)」でゆっくり客席に手を降りお別れ。

りじゅるりのお口かわいい


終演後ユニコーンガンダムを見ると、角を閉じ夕陽が射し込む中で寂しそうに見えた。

ユニコーンガンダム<ユニコーンモード>

最後に1部と2部の間にタワレコ寄ったついでにガンダムベースの入店整理券もらってたので並んで入場して欲しかったガンプラ買った。

ガンダム列


ガンダムSEED「舞い降りる剣」パネル
推し(ヒイロ・ユイ「ガンダムW」)
「ガンダムSEED FREEDOM」
現場にいつか行きたいリンプラ
夕暮れのユニコーンガンダム

ukkaの2部の特典会のサイン会は持ち合わせもなくスマホの充電も切れそうだった為今回見送った。もし来週特典会あれば…と思い、実際帰りの飛行機を待っている時に特典会が発表されたが….

ukka 川瀬あやめ卒業ライブ「次のストーリー」

2023年12月30日(土)。迎えた卒業ライブの日。私は昨年と同じタイミングである年の瀬に新型コロナウイルスに感染してしまい、ニコ生で視聴した。

いや~マジでキツいって….!

チケットのリセールが成立し、夜行バスもキャンセルできたのでどうにか耐えた。
ニコ生があるのはほんと助かった、、

卒業ライブのセトリは1曲目から前日のあやめちゃん最後の配信で「やらないよー」とフェイントをかけられてた「Rising dream」。笑
まんまと翻弄されてイントロから笑ってた笑

ときたまこと「時間。光輝く螺旋の球」はこの6人体制がお披露目した舞浜でのライブの最初のブロックの曲の一つで印象的だった為、その時のことを想起したのと、落ちサビの「ドアが閉じてく 夜がやってくる かすれて 消えてく 忘れたくはない 覚えてて」という歌詞があやめちゃんの卒業と重なって沁みた。

そしてこの日関係者席には元メンバーである桜井美里と水春が来ていたとのこと。
ときたまは水春が振り付けをした曲。
こうして本人が再び自ら振り付けした曲を観れていること、現メンバーが踊り繋いでいること、桜エビ~ずの旧6人体制もここでようやくゴールできたのだろうかなど夢想した。



「みしてかしてさわらして」や「オスグッドコミュニケーション」「こころ予報」「214」「ねぇ、ローファー。」「おねがいよ」「せつないや」など桜エビ~ず時代の曲をやってくれたの嬉しかったし、思い出が蘇った。
アンセム「リンドバーグ」「それは月曜日の9時のように」であやめちゃんのコールできないの寂しいなと思った。ニコ生では2Bで「めーっち!」のコールが声だし禁止を経て「あーやめ!」一色に変遷してて少し寂しかった。



本編最後の曲は「つなぐ」。先週はるりちゃんだったが、りなちゃんが涙して私は釣られて嗚咽してた。
新メンバーとして後から入ったりなるりにとって、リーダーとなったあやめちゃんの存在感はとても大きかっただろうな、と思いを馳せるともう嗚咽してた。()

アンコールはみっぴこと桜井美里卒業公演でも1部のラストに披露されてた「さいしょのさいしょ」から。

ようやく楽しい曲に感覚が戻ったのにまたしばらく「さいしょのさいしょ」が泣き曲になるじゃん……..

「ファンファーレ」も本公演のタイトル「次のストーリー」が「ファンファーレ」の歌詞にもあり、あやめちゃんのフィーチャー曲でもあるためやると思ったが、いざくると歌詞が「つなぐ」のようにあやめちゃんから他のメンバーへバトンを受け渡してるように感じられて嗚咽してた。

インタビュー記事ではよく語られる苦難の時期に挙げられる4人体制始まりとなった福岡公演で初披露され象徴的となった「ファンファーレ」。同時期の曲の「WINGS」の歌詞の「彼方の空」まで、ここまで来たんだなぁと実感が湧いた。

そしてメンバーからのメッセージは本編でのりなるりからの本公演に焦点を当てさせたコメントのみで、あっさりと最後の曲「タリルリラ」。最後に2A直前の定番のコール「お前が一番!お前が一番!あやめー!」で締めるのは、カラッと爽やかに楽しく、でも想い出を噛みしめながら幕を閉じれる、あやめちゃんらしい選曲だった。

「みんな元気にやるんだよー!」と爽やかに去っていった川瀬あやめちゃん。
今も神奈川のどこかであーぴよ©️も元気に楽しくやってるのかなぁ。




ももいろ歌合戦

翌日の2023年12月31日(日)、AbemaTV(今回はBSの放送は無し…だと…)で放送されたももいろ歌合戦にukkaも出演した。

みっぴ卒業直後もukkaはサプライズ出演し、5人で出演していたのが懐かしかった。

披露した曲はあやめちゃん卒業ライブではやってなかった新曲「スーパーガール★センセーション」。
「無重力にRide onさぁ進め 虹をかけて きらきらめく」と茜空ちゃんからしなやかに始動した最強最高の新体制ukka。
最初期メンバー最後の一人の最年長となった村星りじゅちゃんがあやめちゃんの2番のサビと「ずっと回れMerry Go round」を逞しく歌い上げ、今のukkaに大きな説得力を持たせるグループの柱となるボーカルに奮えた。
かつて泣きながらレッスンに行っていた女の子はグループのパフォーマンスの柱となっていた。

まだ新メンバーのお披露目ライブは1月21日であったが、アイドルメドレーには宮沢友と若菜小春は葵るりと共に登場した。女子流と共演は個人的に激アツだった、、!

村星りじゅ、茜空、芹澤もあ、結城りなはなんと伝説のアイドル鈴木愛理とのコラボ!!こちらもめちゃくちゃ激アツだった、、、、

終わりに


本備忘録のタイトルに「破壊と再生の物語」と大げさな名前をつけたのは無論ガンダムOOのキャッチコピーをこじつけたのもあるが、舞浜での新6人体制お披露目時の1ブロック目に披露されたキラキラの「壊せ 物語を」と新メンバーだったりなるりが歌ったことが印象的だったことがある。

(※4人時代や旧メンバーをネガティブに揶揄している訳ではないです)

5人体制から4人体制、そして新メンバーを加えるという激動の"変化"の一年だった2021年。
4人体制になる中で自称リーダーから正式にリーダーとなった川瀬あやめ。
最後に新6人体制お披露目のライブを行い、変化に追われる苦難の時期から、新しい6人体制の物語が始まって、そして2023年12月30日にukkaリーダー川瀬あやめの卒業により、新6人体制のukkaはゴールを迎えた。

そして新しい7人体制のukkaが始まり、お披露目ライブは1月21日(日)、恵比寿リキッドルームにて行われる。

チケットはもし売り切れててもぴあからリセールで買えます!

追記

年始にSHOWROOMのukka新体制お披露目ライブに向けたキャンペーンのイベントもあり、目標のポイントを達成したことでバナーに表示されると共に、熱い文が下記リンクに載ってました。


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