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ラスト鹿児島、詰め込んでサラバ

旅行もとうとう最終日。
友人は事あるごとに明日以降の社会復帰、もとい職場復帰を思って憂鬱のご様子。
嗚呼 空はこんなに青いのに…ってか。

悠々と、とんび

気を取り直して今回一番豪華な朝食。

お粥が美味しかった

あとはもう新幹線に乗って帰るのみなので、のんびりのんびり駅へ向かった。とは言え昨日の記事にも記載したとおり、足に乏しいのでタクシーを呼んでもらう。
気の良さそうな運ちゃんとお話したところ、ゆっくりとではあるが観光客の数も回復している様子。まだまだコロナ前程ではないが、欧米の方の姿が多いとのこと。
日本の観光経済、この調子で戻ってほしいものである。

蛇足だがどこから来たのかという質問に大阪と答えると、やっぱりねと返された。目的地を告げたときのアクセントでバレバレだったらしい。
そこまで訛ってるつもりはないのだが、まぁ関西弁はテレビなどでもよく耳にするし、さほど不思議ではないかも知れない。
かたや鹿児島弁は第二次世界大戦時には方言がそのまま暗号文となった逸話があるとかないとか。
お店の人の会話などではそれほど強い訛りはなく戸惑うような事はなかったが、いつか機会あれば生で聞いてみたいものである。

駅前の足湯で電車待ち
ぬるっとした水質

鹿児島中央駅には昼過ぎに到着した。
朝食がめちゃ☆ゴージャスだったことと、ほとんど活動していないことも相まってそれほど空腹を感じておらず、ならばと鹿児島の一大名物へ挑むことに。

天文館むじゃき本店
し ろ く ま〜〜〜〜!!!

鹿児島と言えばコレだろ!
通常サイズは、たとえ夏の盛りであっても一人で挑むには大きいだろう。友人と二人でちょうど良いくらいである。
原料は水なのになぜ…と思うほどお腹が膨れた。単独で戦うならば、ベビーサイズがおすすめ。
甘すぎずさっぱりとした自家製ミルクと蜜、たっぷりのフルーツ。時間的、季節的に厳しいかと思っていたが、出会えた幸運に感謝感激であった。

その後は腹ごなしに周辺をウロウロ

西郷どん
島津…の殿様
沢山いたので名前を忘れてしまった
腹ごなしと言いながら、つい…
とうもろこしいっぱいのさつま揚げ!美味い!

写真を取り忘れたのだが、西郷隆盛像の隣に位置する鹿児島県立博物館。
入場無料とは思えないクオリティとボリュームで、非常に楽しかったのでおすすめしたい。
学芸員(?)の方が丁寧に説明してくださった。屋久島も面白そうだ。

そして夕方、遂に鹿児島を去る時間となった。
今回の旅は結構駆け足となったが、それだけ鹿児島という土地に観るべきものが多かったということだ。そして時間がいくらあっても足りるということはないだろう。
普段住む大阪とは、空気からして大きく違ったように思う。南国の空気、とでもいうのだろうか。
面積は大阪✕約五倍なのに対して、人口は大阪の約五分の一。ほぼ逆転。人口密度の違いが、このおおらかな空気を生み出しているのかもしれない。
移動手段も大阪に比べれば少ないので不便は感じるが、どうにかこうにか、この土地を攻略したいと思わせる魅力が満載であった。

それでは鹿児島、お世話になりました。

新幹線みずほ

帰宅は22時過ぎ。やっぱ遠いね…

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