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急転直下、バリでひんひん泣く地獄

翌日、バリ滞在4日目。その日も午前中に作業をした後は散歩に出かけた。
例によって乾季の恐ろしい日差しを受けながら、郵便局を探して日本あてにエアメールを送ったり、たまたま祭事?神事?にかち合って眺めたりした。

先頭。おそらく女性
結構長い
獅子舞っぽい

どういう意味合いのものかは分からないが、バリならではの衣装や獅子舞のような装束?が面白い。
この日もとりあえず海に向かって歩いており、昨日の反省からさっさとバイクタクシーを拾おうとは思っていたが、幸いにもこの道行きにかち合ったおかげで暑い中歩くのも苦ではなかった。
割と長くついて歩いた後、海はすぐそこに見えた。

昨日と違う浜辺は打って変わって人が多く、サーフィンに興じる人も泳いでいる子供連れも、様々だった。ふと思ったのだが、泳ぐ人とサーフィンをする人と、混在していて危なくないのだろうか?


美しい日没を眺めそこそこ満ち足りた気分で、またバイクタクシーに死ぬ思いをしてホテルに戻ったのが19時頃。これは慣れる気がしない…。
暑さもあってかあまり食欲がなく、その日はその辺に沢山ある小規模な出店で買った小袋に入った落花生と、炭酸が飲みたくなってスミノフアイスを飲んで寝た。

駄菓子屋のような商店
至るところにある

※ここから嘔吐など表現あるので注意!

異変は次の日の明け方起きた。
気持ちが悪い。
胸がムカついて目が覚めた。
最初は暑いのかと思い、少しだけ冷房の設定温度を下げて再び寝ようと思ったのだが、違う……やっぱ気持ち悪い……おかしい……。
二日酔いのような?
しかしあれだけぽっちで、しかも今更酔うわけもない。
おかしい…おかしい…いやでもとにかく気持ち悪い!
トイレに駆け込んで無理に吐こうとしたが吐くに吐けず、苦い胃液しか出てこない。そりゃ昨日の昼からほとんど何も食べていないのだから当然といえば当然だろう。
ならば下かと思うが、そちらはまったく兆候がない。普通こういう時は下痢をするのじゃないかと思うのだが、気持ち悪いのはもっぱら胸、おそらく胃であり下腹に不快感はない。

絶対あの豆だ……。
袋に入ってるからって油断した……、アタイのバカ!!

結局そのまま、気持ち悪いよー気持ち悪いよーと唸るだけで、ほとんど一睡もできず、朝食の時間を過ぎても一向に調子が良くならないのでワケーションメンバーにも連絡してその日一日寝て過ごした。
特に予定はなくとも折角の旅行が体調不良でダメになるなど悲しみ以外ない。なにかしら作業をしようにも、まっすぐ座ることが困難なので無理。
食べたら吐くこと間違いなしなので何も食べられない。というか食べる意欲も湧かない。ただただ、水を飲んで寝る。
たまに友人が具合をうかがってくれるメッセージが切ない。
嗚呼……(泣
気持ち悪いよぉ(泣

それでも日も沈んでくると多少マシになって、なにかお腹に入れたほうが良いと思えるほどにはなった。幸いルームサービスが充実しているのでフルーツを頼み、持ってきた解熱剤を飲んで、なんとか就寝。

思ったより量が多かった

次の日、つまり今日もまだ熱っぽいが、そこそこ回復も感じている。
明日の夜には飛行機で帰国の予定なので、頼むから治っていてほしい。
願いながら、記録終わり。
支離滅裂、陳謝。


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