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GWの締め京都

子どもの日である本日、またしても久しぶりに友人に声をかけてもらって京都まで足を運んだ。一応まだ生存を気にかけてくれる人が自分にもいるようで、ありがてぇありがてぇ。

別に卑屈になっているつもりはないけれど、そこはかとなく黒い始まりになってしまったものの、眩しい晴天の京都。
日本各地で真夏日の気温であったらしく、「まだ5月になったばっかりですけど……?」と動揺を隠せない。GWの前半が肌寒かっただけに、この気温の急上昇にはちょっとついていけないものを感じる。
地球よ、そんな生き急がなくて良い。


晴天の鴨川

行ってきたのは京都御苑のすぐそば。
丸太町通あたりにある料理やはん、『さかい』

分類では懐石料理になるが、京都のこんなところにあるのにお値段は良心的で、何よりお料理が素朴で優しいお味。
実家ではここ数年、正月のお節を注文しているくらいの贔屓のお店である。
HPから予約も取れるし、京都を訪れた際は是非気軽に行ってみて欲しい。

先付けから椀物、お造り、箸休めにメイン、それから締めの茶漬けとデザート。春から夏へ、移り変わりを感じられる料理であった。量もちょうどほど良い八分目。


先付け
たっぷりミョウガ
キンメとヒラメだったか
醤油とポン酢で
揚げ物
ナスと粟麩と……?
筍の木の芽和えと肉!!
わらび餅と黒糖バニラアイス
抹茶が濃い〜〜


昼食後は鴨川を渡って平安神宮を覗いてみた。
あの巨大鳥居の周辺は子どもの日のイベントで賑わっていたが、境内はそれほど人も多くなく快適。


大鳥居と、左は京都市京セラ美術館
前売り券が売り切れてた…


鯉のぼりが沢山
ダンスバトルが開催されていた


平安神宮
中吉。可もなく不可もなく……

時間もあったので、社殿を取り囲む形で造られている日本庭園、神苑も覗いてみた。かなり広い。

美しい青紅葉
花菖蒲(だと思う)が時期
カキツバタではないと思うんだが

日差しはきついが、日陰にはいると風もあってちょうど良い塩梅。
やはり水、池があると視覚的にも随分涼しく感じる。

泰平閣(橋殿)

友人とは正月ぶり。
今月は特に忙しくなる予定らしい。英気を養えたなら良いなと思う。
かれこれ15年ほどの付き合いか。お互い良い年齢になったものである。体大事に、と言い合って別れた。

初夏の京都は深くなりつつある緑が美しく、ちょうどよい時期。
GWということで行く前は若干身構えていたが、思っていたほどの混雑ではなかった。外国人観光客の方が多いとなれば、そりゃGWは関係ないか。
先日の中之島でも思ったが、やっぱり現地が本当に混んでいるかどうかなんて行ってみないとわからないらしい。
時候の良い頃はみんな出かけたいのは道理なのだが、まずは自宅から一歩外に出てみないことには「散々だったよ!」なんて思い出すら得られないのだな。
本日、引きこもりの新しい学びである。


締めのジェラート(オレンジ)とコーヒー
うまうま。

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